まだヨーロッパ遠征の記事を書けていませんが、、、
ひとまず、、
先日行われました、入間基地での航空祭の撮影を取り上げます。
今回の入間航空祭はちょっと変わった背景もありました。
昨年度は1月に予定されており、元日に発生した能登半島地震への救援活動のために中止に、、
また注目のブルーも来るとあって、非常に注目されていました。
まぁ~不審者はブルーよりも気になるものがあり、そちらの方が最優先でしたが、、
入間基地最寄りの西武線 稲荷山公園駅に到着したのは7時頃、、、
開門は9時ですので、2時間弱の待機、、、
と思ったら、、、
多くのギャラリーがあまりに早く集まりだしたためか?
8時前に少しずつ基地敷地内へ、、、
蓋を開けてみれば、8時過ぎには航空祭のメイン会場のエプロンに到達してしまった。
航空祭では開門は9時ですが、オープニングフライトも9時なので、開門ダッシュが恒例行事でしたが、、、
今回はそのような混乱もなく、、、
まったりと開始を待ちます、、、
と、、8時半頃に、、
突然飛び上がる機影。
C-1輸送機をベースに改修した電子線訓練機のEC-1。
基地内を移動中に頂いたプログラムではオープニングフライトはEC-1が充てられていました。
まだ、開始には早い、、、ので、
オープニングフライトは離陸からではなく、フライパスから入るようです、、
プログラムによるとオープニングは0930らしい、、、
あと1時間くらいかぁ~
と買ってきた朝食をもそもそしていると、次々にエンジンを始動する輸送機たち、、、
U-4多用途支援機
時にはVIPの移動にも使われるガルフストリーム Ⅳベースの輸送機。
空港で見ると小さく見えるけど、航空祭の会場とかで間近でみるとビズも結構大きいです。
C-1戦術輸送機
後継機種に順次役目を譲り、現役稼働機は入間基地の機材だけとなりました。
そして、今年度での完全退役が予定されてます。
C-2戦術輸送機
C-1の後継機、、、
エンジンは民間機でお馴染みのGE製CF6なんだけど、、、
エンジンからしたらそんなに大きくないように見えるじゃん?
でもね、、デカイのよ、、、
そんなわけで、輸送部隊の3機が続けざまに離陸していってしばし、、、
航空祭開演の0930ジャスト!
基地上空をEC-1がフライパスして入間基地航空祭2024開演!
ところで、、、
こういう航空祭で難儀な問題があるんです、、、
それは、、、
写真ではダイナミックな動きを表現しにくい!
というもの、、
完全に動画向きなんですよね、、、
ましてや私はEC-1とはあまり相性がよくなくてね、、、
何気に近くで撮影できたのが、今回が初めて!なんです、、
お陰様で、EC-1の各部の撮影に注力してしまい、、、
あっという間にオープニングフライトは終了~~
輸送機とは思えない機動性を発揮するC-1をベースにしているのですから、とは理解するも、、、
あのカモノハシを彷彿とさせるレドームを付けた機体が軽々とコンバットピッチをするのは、中々に違和感ありましたね、、
この次はCH-47輸送ヘリ(チヌーク)の演目なのですが、、、
この日の入間基地は放送装置がご機嫌斜め、、、
演目開始の部分の放送が途切れてしまい、気が付いたら始まってた、、、
前回は2018年にお邪魔しましたが、その時はバケツを吊り下げての消火活動のデモンストレーションを実演しまいしたが、今年は違うらしい、、、
チヌークの運動性に重点を置いた内容でした、、、
普通に見ればなんてことないこのシーン、、
シャッターを1/30まで落として(それ以下では露出オーバーだった)の撮影です、、
背景も機体もぶれていません、、、
しかしヘリはホバリングが一番大変とも言われ、ましてやこの日の入間は強い北風にさらされてました。
ピクリともしないホバリングはパイロットの方は結構シビアだったのではないかな、、、
(もしかして、バケツやらなかったのは風のせいかな?)
お次は2018年はオープニングを担当した飛行点検隊。
U-680A 飛行点検機
セスナ・サイテーションシリーズのラティチュードをベースにテキストロン社により改修された機材。
実際に飛行点検の際に行われる低空でのローパスも実演されましたが、、、
残念ながら、多くの観客に飛行機が隠れてしまいました、、
だってですよ、、、
これですよ、、、
行こうと思えば最前列までいけないこともないけど、、、
望遠レンズを振り回すと、どうしても背後の方に気を遣うじゃない?
それに、私は別にメインの狙いがあったので、、、少し密集した場所を避けたんですよね、、
飛行点検隊の演目の後は、、
中部航空方面隊によるブルーではないT-4中等練習機の飛行展示。
「ブルーインパルスの平均年齢は35歳ですが、なんと今回のパイロットの平均年齢は51歳です!」
中々洒落のあるアナウンスと共にT-4が離陸。
3機がほぼ均一な間隔でデルタフォーメーションを組み、、、
そのまま旋回と同時に
陣形を変えていく、、、

多くのギャラリーの前で演目をこなしたT-4。
実は初飛行から来年で40年になる、、、
幾度も後継機の話が出ては消えてを繰り返しているが、、
知人がいうには、
「T-4の唯一の難点は、性能が良すぎたこと」
言い得て妙ですが、、なるほど確かに、、、
一応、日米共同で練習機を開発するとされていたけど、、、どうなるのかな、、、
さて、、もうすぐお昼を迎えんとする時間、、、
実は、T-4の演目の間も見え隠れはしてました、、、
だって、、デカいのがいるんだもん、、、
午前中最後の演目は、、
開演前に離陸した402飛行隊の異種3機による飛行展示、、

一番手前のU-4よりもその次のC-1よりもデカイ存在感を示す最後尾のC-2(笑)

入間に来れば普段から見れるけど、ギアもフラップも格納した状態ってのは航空祭ならではですよねぇ~

甲高いエンジン音を響かせるC-1。
機首に貼られているのは70周年ロゴです。
次はC-2~と思ったら、突然の左旋回、、、
早速演目スタートです。

割と低い高度で水平旋回を行うC-2。
巨体に似合わない機動性です、、、さすがはC-1の後継。
こうしてみるとC-2の胴体って結構くびれがあるんですねぇ~~

フライパスするU-4。
この姿は見慣れた姿勢です。
次は空挺降下の予定でしたが、、
風が強く、事故防止のためキャンセルに、、

基地上空を通過するC-1。
主翼下のドアが解放されており、降下予定だった落下傘部隊の方の姿が見られます。
お次はU-4の着陸復行(ゴーアラウンド)。
この時は北風なので、アクティブは35でしたが、基地の配置上、17からの方が会場正面での実演になるためか、、

逆ランでいらっしゃいました!
50ftは余裕で切った高度で突然うなるエンジンと

跳ね上がる機首、、
ガルフのゴーアラは羽田でもたまに見かけますが、、、
随分気合の入ったゴーアラウンドです(笑)
ロケットのような急上昇でしたね、、、
ここで痛恨のミス!

C-2によるコンバットピッチだった思うのですが、、、
カードが一杯に!!!
サイド撮って終わりに(´;ω;`)

演目終えて帰ってきたU-4。
大型のビズだけあって、U-680より大きいですね。。

こちらも帰ってきたC-1。
このあたりのタイミングで放送によりC-1 31号機がこの日に退役することが発表、、、

セレモニーのためにメインエリア前のスポットへ来た31号機と後継のC-2。

ね?デカいでしょ?
こうして、入間を代表する輸送機3機種による演目で午前中は終了、、、
お昼休みを経て、、、
13時、、、多くのギャラリーが待ちに待った、、

彼らが飛びます。。。
次回はブルーの演目です。
なぉ、あらかじめ、、、
私はあまりアクロバットを撮るのは得意ではありません。。。
悪しからず、、