なんの突拍子もなく、、
クルーズ船のCMを観て、、
「久しく撮影してないなぁ~」
と思った不審者。。
コロナの前は割りと頻繁に、寄港する客船を撮りに横浜に足を運んでました。。

そんなわけで、新たな撮影紀、、
「横浜の不審者」
として紹介してみる。。
今回は先日記事をみて
「そういえば以前に撮ったなぁ~」
と思い出した撮影で、、

日付は
2016年1月25日、、
場所は横浜港 大桟橋とその周辺です。。
この日、止まり勤務を終えた不審者はすでに接岸している、とある船を撮りに横浜へ。。
東横線からそのままみなとみらい線へ
日本大通り駅で降りて大桟橋へ向かいます。
大桟橋のCバース(だったかな?)に接岸する白い船、、
Semester at sea
「WORLD ODYSSEY」
当時でも少しだけ古風なデザインの船でしたが、注目はそこではなく、、
実はこの船、普通の客船ではありません。元々は普通のクルーズ船だったのですが退役後ちょっとかわった用途に使われる事に、、
この船、、洋上の大学らしい、、
多くの国々を巡り見聞を広めることを目的とした船とかナントカ、、
しかし、、昼間の姿は正直、、
ただの白い船
です。。。
なので夕暮れをまって、夜間撮影をします!
とはいえ、、
ずっといてもつまらないので、、
少し他のバースも視てまわります。。
大桟橋の近くには海保の基地もあり、当時海保最大の巡視船「しきしま」が根城にしてました。
なので公官庁の船も結構出入りします。
と、、もっぱら横須賀あたりで見かけるファンネルマークを発見!
近くへ寄ってみると、、
あら、、JAMSTECの海洋調査船
「みらい」
がいました。。
この船、、とっても奇抜な経歴の持ち主なことで有名です。なにしろ最初の船名は「むつ」。
原子力を動力とした民用船の研究のために建造された船でした。性能自体は良好だったそうだが、放射線漏れや高額な運用コストから計画が頓挫。。
1992年に解役、、原子炉の区画を撤去し動力を通常のディーゼル機関へ変更し、海洋調査船として「ほぼ新造レベル」の改修を行ったのが本船です。せっかくですので、これも夕暮れを待ちまして、、
マストの灯りも点り、水面への反射も幻想的です。。海洋調査船としてはかなり大型で、実は1年の2/3以上外洋を航行しているため、なかなか狙って撮れる船でもなかったりします。
実際、何度も横浜や横須賀で船を撮ってますが、みらいを視たのは現時点までこの一度きりです。。
先日、2025年3月進水予定の後継船の話がネットに出ていました。後継船の名前は「みらいII」に決まったそうな、、

さて、、日没を迎えましたのでWORLD ODYSSEYの夜間照明を視に戻ります、、
ファンネルや外廊下の照明が点灯しました。。
水面に灯りが反射し煌びやかな雰囲気を撮影して、不審者の活動は終了!
いるだけでむず痒くなるおしゃれで高貴な横浜をそそくさとあとにしたのでした。。

この日は「WORLD ODYSSEY」を撮影に来ましたが、同日に撮影した「みらい」の方がつよく印象に残りました。。先日のネットニュースでみらいを撮影したこの日を思い出し、ついでにクルーズ船のCMを視たので、今回両方取り上げたのでした。。