永きに渡って刊行されたディアゴスティーニの

JAL旅客機コレクション

(以降:JALコレと表記)

80号まであり、実に100機ほどのダイキャストモデルが付属してきました。。

(2機セットがいくつもあったため)


しかし、、

途中コロナ禍の影響があったため、検品がままならなかったのか、不良品も多々ありました。

このコーナーはそんなディアゴスティーニのJALコレのモデルのなかで、軽微から重篤まで多様な不良や甘さの数々を(半ば呆れながら)紹介していきます。


なぉ、、

先に記しますが、、

私は定期購読で全号購入しましたので、書店で選ぶ事が出来なかったことを先述しておきます。


第一回で取り上げますはこちら!

みんな大好きMD-11です!
よく雰囲気は捉えていると思いますねー(棒)
DC-10よりストレッチされてスマートな印象のMD-11らしいスラリとしたシルエットです。
まぁ~ほめて見ましたが、、
初見で若干頭痛がしてました。。。

JALコレではMD-11は2種類が収録されました。
最後に残った1機のJASとの統合後のアークサン塗装をまとったものが収録されたのです。
同じところが作ってるでしょうから、造形も同じ、、
(おや?少しはましになったか、、)
全体的にはそこそこ良くできているだけに、この1点がダメなのが残念。
さて、、、
ここまでで不審者が気になってる所が判りましたでしょうか??
恐らくマニアな方は直ぐに違和感を持ったのではないでしょうか。。

では、
別のメーカーの物を紹介、、
こちらはフェニックス製の1/400スケールモデルです。
そう!
これですよこれ!
フェニックスは塗装が厚めなためややシャープさが薄れますが、その機種の特徴をよく捉えた造形です。
では、、
ここでネタあかし。。
尾部を見てみると、、
JALコレ 鶴丸
JALコレ アークサン
フェニックス

JALコレのMD-11はテールコーンの形状が再現されていなかったのです。
指摘でもされたのか、アークサンの時は形状に変化がみられますが、まだ甘く、角張ったヘラ状とは言いにくいものでした。

JALが公式で協力していただけに、ロゴや再現の難しい色味がしっかりしていただけに、この部分のあまさが際立ってしまっていたのが残念。

ちなみに、、
これはまだ軽微なものです。。。
このシリーズが進むほどにダメさ加減が進んで行き、最終的に頭痛を通り越して吐き気をおぼえるようなゲテモノも出てきます。

このシリーズは週一くらいで出していこうと思います。