ホントは別のネタにしようと思っていたのですが、、
昨日、不審者は泊まり勤務を終えて渋谷へ足を運びました。。
2週に1度の渋谷詣で、、本来は来週の金曜が定期なのですが、来週はシフトの都合上無理なため、今週まいった次第。。
行くのは決まったお店で、中古品漁りが目的です。
そこでたまたま見つけてしまい、、
ところで、最近宅急便を運営するヤマト運輸が導入するA321P2F(A321旅客機を貨物機へ改修したモデル)の1号機の改修作業が公開されました。
銀の機体にクロネコマークがしっかり確認できます。
↓ニュースサイト
さて、、
感のいい人ならネタがなにか分かることでしょう。。
ヤマトと同じく宅配便を運営する王手、
佐川急便
東海道線を突っ走る専用列車スーパーレールカーゴを駆使する同社はかつて、国内貨物航空を設立、運行したことがありました。
その名は
ギャラクシーエアラインズ
羽田空港を拠点に、国内主要空港間で夜間に荷物を空輸し翌日配送のエリア拡大を計ったものでした。
計画では2006年8月に就航し、3機の貨物専用機を使用し、関東・近畿・九州・北海道を結ぶものでした。
そして、導入されたのがこちら!
尾部には佐川急便のトラックに描かれた銀河模様が施され、胴体にGALAXY AIRLINESのタイトルがかかれました。
事業計画の都合上、旅客型を貨物機へ改修した機体を導入しました。
改修はエアバスにて行われました。
予定より遅れた06年9月に運行認可を取得し、翌月10月に就航。
06年12月にエアバスに発注していた新造機の2号機を受領する。
翌年から関空での運行も開始するが、事業を軌道にのせることは出来ず、、
輸送実績自体は悪くなかったが、原油高と荷物の単価、加えて1号機の運用コストが響いた。
また、2機では安定的に輸送力を供給出来なかった。
羽田空港に拠点を置いていたことも大きな負担となった。
(この点は日本ユニバーサル航空と似ている)
9月に全便の運行を停止。
その数日後には機体の売却が実施された。
経年機だった1号機は部品取りの後スクラップ処分されたが、新造機であった2号機はレバノンのキャリアへわたったあと、いくつかのキャリアを経て、現在はドイツ籍でDHL便を飛んでいる。
日本では一部の記憶に強く残った同社だが、
それ故に国内貨物の航空事業の難しさを印象付けたのでした。
今回の模型は
ドラゴン・ウイングス製 1/400スケールです。
ヘルパは絶対手を出さないだろうし、
ネタモノ好きなドラゴンくらいしか製品化しないだろうなぁ~