今から10年前の2013年1月14日、、
不審者の姿が夜も開けない早朝の高尾駅にありました。
雨の降るホームに入線するNEX。
車庫の都合によりこの時は早朝に上り、深夜に下りのNEXが中央線にもありました。
これに乗ると、成田国際空港に7時頃に到着出来たのです。
(最も早いのは初電で武蔵野線~スカイアクセス線のルートで7時前に着けました。)
この日は夕方の便でグァムに行く予定でしたが、折角成田に行くのだから、朝から出向きデッキで撮影でも、、と決めていたのでした。
定刻通りに成田国際空港に到着、、
さっさとデッキに出ます。
しかし、、既に雨が、、
雲が厚い上に雲底も低い、、
離陸したヒコーキが直ぐに雲に突入していく。
そんななかで突然姿を見せたのが、、
随分久しぶりに見ましたね。。
ダイヤが変わる度に減便が続き、この時では週に数便程度にまで減っていた。
一応、スケジュールは出ていたので、狙えば撮れないこともなかったが、多摩の奥地に生息する不審者にとってはこの為だけにくるには成田は遠すぎ(物理的にも)重い腰が上がらなかった。
ほとんど荷物が積まれてないのかもしれない。。
事実、これが私がアエロフロートの貨物機を見た最後であった。。
ちなみにこの日、、
成田は記録的な寒波に見舞われ、、
この時点でみぞれだった天気は次第に雪に変わり、、
ほどなくしてランウェイクローズとなり、私のグァム旅行もお流れとなったのでした。。
さて。。
長い前置きから、、
今回紹介するのはこちら!
メーカーはヘルパ、スケールは1/500です。
新金型のNGタイプです。
旧ギアの金型よりはだいぶシャープな感じになりましたが、まだStarJetsの方が機首周りは好みかな。。
ポートサイドは英字タイトル。
ステアボードサイドはキリルタイトルになっています。
また、雪深いなかでの運用を考慮してか、翼端に蛍光オレンジの塗装が施されています。
これはアエロフロートに限らず、同国のキャリアでは多く見られます。
尾翼周りはヘルパのNGシリーズの方が良くできています。
先代のモザイク塗装も好きでしたが、この塗装もなかなか凄みがあっていいです!
また騒音関係の乗り入れ規制をうけフリートを大幅に刷新します。
それまで運用していたソ連製航空機ではなく欧米製の航空機を中心に運用する。
MD-11(F)の運用期間は5年程度と短く、アエロフロートの貨物専用機の定期運行で最後の機材となりました。