あらすじ、、


夜には帰国の徒へとつく不審者一行は、

台湾国鉄の彰化駅にある扇状車庫での機関区の見学を堪能したのでした。


で、続きです。。

彰化駅での主目的を終えた一行、、

国鉄の在来線で2駅ほど移動しついた先は、、

在来線と台湾高鉄の接続駅、、
台中駅です。
案内板の左半分に
「高鉄 台中駅↑」
の表記があります。
台湾での最後の行程、、
それは最近になり車両更新が発表された台湾高鉄、、所謂「台湾新幹線」乗車です!
ご存知の方も多いでしょうが、高鉄の車両には東海道山陽新幹線で活躍した700系新幹線がベースになった700Tが採用され運行されてます。
改札を通り、ホームに上がる、、
すぐ目の前に先発列車が停まっていましたが、、
意外と有効長がなく、お顔が撮りにくい。。
あまり駅撮りには適しませんね。。
と言うわけで、乗車する列車の入線を押さえるしかない!
先発列車が発車してしばらく、、
列車の到着を知らせるアナウンスが流れ、、
隣接する鉄橋の先に灯りを視認!
かなり正面がちですが、、
なんとか収穫!
ちなみに、、700系をベースにしていますが、実は少し仕様が違います。
乗務員室のドアの有無は最たるものですが、先頭車のノーズ形状も少し違います。
500系と700系を足して割ったような感じになってます。
撮影もほどほどに早速乗車!
外国の車両という感じがしない、、
たった50分の乗車ですが、、
なかなかに快適!
ちゃんとワゴン販売もあります。
お昼を軽いお弁当で済ませたため少し小腹も減ってましたので、飲み物とスナックを調達。

乗ってて思ったのですが、、
どうやら、車内放送に使われてる自動放送も日本のメーカーにて準備されたものらしい、、
というのも、、
現地語の後に流れる英語放送、、
声色やイントネーション、さらには単語と単語の間、、東海道山陽新幹線の放送で流れる英語放送と何ら変わらない、、
保安的なものや安全性とかではない、、
実家に帰ってきたような安心感を感じた不審者でした。

高鉄台北駅に到着した一行は各々が荷物を預けたコインロッカーへ、、
ここで釣り銭切れなのか紙幣を受け付けないトラブルに見回れますが、目の前のお土産屋で買い物をして小銭をつくりクリア!
とかそれぞれのロッカーが点在してしまい再びの合流に手間取ったり、、
お陰さまで空港連絡線へ乗車がギリギリに、、

帰りは今回の旅程で唯一の日本のキャリア!
Peachです!!
ただ、、Peachって基本カウンターでのみのチェックインなんです。。
なので時間に余裕をもって空港に行かねばならない、、

さて、、
なんか忘れてないか??

「チェックインカウンターの手前で待ってます」

!!!
すっかり忘れてた!
単独行動してたKS氏が既に空港で待機してた!
我々5人も空港へ急ぎます。

空港に到着して合流!
さて、、懸案のPeachのチェックインです。。
実は旅行にでる前からPeachの手配でトラブルがあったのです。。

遡ること2ヶ月、、

今回の旅行メンバーは6人、、
そのうちタマさんだけがパスポートの取得が遅れました。
しかしPeachの予約の際にはパスポート情報が必要です。
そのため、パスポートを取得済みだった5人分
を先に押さえ、席の指定も行いました。
この時は問題ありませんでした、、
これはお茶氏が行ったので、私の搭乗券はお茶氏と一緒にチェックインします。
タマさんからパスポート取得とその情報を受けてお茶氏がタマさんの分を予約しようとしたところ、、不成立に、、
原因不明、、取り敢えず、、決済が出来ていないという事らしい。。
旅行馴れしているスイ氏でも出来ず、、
名義か?との問題も考えられ、やり方を教えた上でタマさん本人にもやってもらうが、、それでもダメ。。
私もやってみるが、、やっぱりダメ。。

タマさんがパスポートを取得てから1週間、、
お茶氏「タマのとれた?」
はっ??
なに?私が取ることになってると??
やむなく、別のサイトを経由してみることに、、
以前にお世話になりましたエクスペディアから試してみると、、すんなり通った!
と思ったら、、
「席の予約はPeachの予約ページから行ってください」
とりあえず、予約はできた!
後は席だけだ!
というわけでPeachのサイトから席の指定を行う。LCCは席の指定も有料、、
結局決済不履行で出来ず、、
何度も失敗し、遂にコールセンターへ、、
「時間をおいて、やってください」
だけだっとさ、、

そして月日がながれ旅行に出発する当日!
ようやく完了!
しかし、、ここでタマさんだけ私が手配した事態に。。
チェックインのためにアプリの画面を表示するため、チェックイン時に私のスマホをタマさんに預けることになる。

そしてチェックイン時に至る。。

チェックインの順番がせまりアプリの準備をすると、、
「テメーのフライトは無ぇ!」
はぃ?
全ての予約を表示させると、、
なんとキャンセル済みに!!!
はぁ??!
取り敢えず、タマさん以外の5人は無事に終了し手荷物も問題なく預けられた。
問題のタマさん、、
私が付き添いカウンターの係員に
「この予約、確認してくれる?」
と聴くと、、
「ん??パスポートを貸して?」
と係員。
タマさんのパスポートを受け取るとIC情報を確認すると、、
スルスルと搭乗券と預け荷物の荷札が出力。。
何故??
どうやらアプリのバグの様で予約も決済も無事に出来ていたようです。。
と、ここで係員の目が光る!
タマさんの背負うリュックを指差し、、
「重さを計るから乗せろ」
との事。。
LCCでの機内持ち込み手荷物は7キロ以下の手荷物と身の回りの物をいれた小物入れとなる。
タマさんのリュックが大きく、7キロ越えとんだろ?の疑われた様だ。。

タマさん「いや?大丈夫でしょ(笑)」
と秤に乗せる、、
出された表示は8.8キロ!!

不審者「越えとるやないか~い!」
タマさん「えっ!どうしましょうヽ(д`ヽ)」
不審者「壊れなさそうな物を預け荷物に入れるしかないね。」
タマさん「でも、、」
不審者「?」
タマさん「パツパツなんですよね、、」
不審者「おぅ、、、」

こうなると仕方ない。。
不審者「私のトランクに余裕があるから、少し預かるわ、、」

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なぉ、不審者のトランクは出国の時点で半分も入ってない。
現地での土産品の格納やこういったトラブルのため、、
なので過去に何度も旅行してるが、トランクを閉めるのに苦労したことは1度もない。。
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こうしてタマさんから荷物の1部を預かるが、、

不審者「なにこれ?」
やたら重たい塊を渡された。。
タマさん「変圧器です!海外旅行では必要だと電気屋に言われて、、」
不審者「まんまと嵌められたね。。タマさん。ケータイの充電器を見てみなさい。」
タマさん「えっ?はい、、」
不審者「電圧の項目に250vまでってない?」
タマさん「あっ!ありますね!んん?」
不審者「わざわざ変圧器かまさなくても、プラグさえ刺されば普通に使えるよ?アジアは基本200vだから。」
タマさん「!」

まぁ~そんなわけでタマさんの荷物の2キロ分を私の預け荷物に格納、、
すったもんだあったが、ようやくチェックイン完了。。
イミグレに向かおうとしたところ、、
慌ててさっきのカウンターの係員の1人が走ってきた。。
係員「お前の荷物にモババッテリーが入ってる!確認するからこい!」
と不審者連行される、、
タマさん「だめじゃないですか(笑)」
と笑われる不審者。。

不審者(おかしいなぁ~わたしのモバイルバッテリーは今持ってるカメラバッグにあるやつだけだぞ??)

他のメンバーもついてきてカウンターで荷物ご開帳。。
するとゴトンと塊が出てきた。
係員たちが指差し「これだ!」的な感じに、、
しかし、物は、、あの変圧器であった!
物の大きさとプラグの影が見えたことでモバイルバッテリーと勘違いしたのだった。。

不審者「のぅ、、タマさん?」
タマさん「はぃ、、」
不審者「お前のやないかぁ~い!」
タマさん「すいませんでしたぁ~」

そんなこんなで今度こそイミグレへ、、
そこでは特段トラブルはなく、、
しかし深夜発の便だったので、多くのテナントが閉めており、、夕食的な物を食いっぱぐれる事態に。。
仕方ないので搭乗後機内食を買いましょう。。
とさっさと搭乗。。
機内誌をみると種類も抱負そう。。
出発は滞りなく行われ、、
眼下には台北市の灯りが広がる。。
ここでは普通に日本円が使える。
機内Wi-Fiに繋げてスマホから注文するが、、
殆どのメニューが品切に!!
深夜便のためそもそも殆ど搭載してないらしい。。
仕方なく、缶チューハイと軽いツマミを買いお茶を濁し、、
機は3時間半程度の飛行を経て
千葉県の上空を経て羽田空港D滑走路 R/W23へ、、
まぁ~なにはともあれ、、
無事に帰国。。
最後の最後ですったもんだする羽目になるとは、、
イミグレを通過し、、
(必要ないけど、、)無心状態の係員に帰国スタンプを押してもらいターミナルを出たのでした。。

その後は、、
お茶氏運転の車にてスイ氏の自宅へ、、
(この間に変圧器をタマさんへ引き渡す)
ここでスイ氏カー(スイ氏、KS氏、タマさん)とお茶氏カー(お茶氏、T・J氏、不審者)に別れてそれぞれの自宅へと帰っていきました。。
で、、
お茶氏カーにて自宅まで送ってもらった不審者。。
ふと、、荷物が、、キャリーケースが多い気が、、
不審者「もしかして、、スイ氏の荷物?」
お茶、T・J「はっ!!」

最後の最後まで締まらない、、
実に数年振りの国外逃亡はこうして幕を閉じたのでした。。。

(今回は撮影の制限のある場所が多かったため写真が少ない内容となりました。)

一応、旅行記はここまでですが、、
旅行中の食事事情や動画などは追々紹介致します。

次回更新はヒコーキコレクションです。