不審者紀行のつづきです。。
ロスを出発し、ロングビーチ~ヴィクタービル~モハーヴェを経由した不審者、、
ついに最終目的地、、
娯楽の町!ラスベガスに足を踏み入れます!
が!!!
そこは希代の不審者!
観光とかやるはずもない上、社会最下層の安月給な社畜ですので、カジノで豪遊なんて夢のまた夢の~。。
なので!
やることは変わらない。。
ラスベガスの街にある巨大な空港、マッカラン国際空港(今はハリーリード国際空港っていうかな?)の東西に伸びるR/W26側のエンドでひたすら飛んでくるのを仕留めます!
まず飛んできましたは、アメリカ国内線最王手のLCC、サウスウェスト航空(以降 SWA)のB737-800。
ちなみにマッカランのフライト内容の1/3が同社、1/3がプライベート、残りが国際線と他のアメリカキャリア、、って感じになってます。。
SWAは「これでもか!」と言わんばかりに降りてきます。。
MDシリーズは数字の大きさと胴の長さが比例しないので、形式調べるまでわからない。。
アメリカでは83と88が多い印象。。
エア・カナダは子会社のジャズではボンバルディア機を多用していたが、本体はエンブラエルを運用していた。。
また、この時既にジャズと本体の住み分けが曖昧になりつつあり、ジャズを吸収する雰囲気は漂っていた気がする。。
塗装こそユナイテッドですが、機材の保有も運行もスカイウェストです。
ラスベガスはご想像のと降りに砂漠のど真ん中にある大都市。。
気温は高いですが、空気は乾燥しており、日差しも強い、、そのためアメリカンのベアメタルのギラギラ感がより際立つ!

今度は珍しいモデルが降りてきました。。
アラスカ航空のB737-900。
-800をさらに伸ばし事実上B757に引導を渡したモデルです。。
ただ、ドアの数が-800と同じなため、定員に制限があり、導入各社はシートピッチの見直しやハイグレードクラスの拡大のために導入してる模様。。
このときでもだいぶ数を減らしてましたので、見られたのはラッキーでした。
アレジアントエアはラスベガスなどアメリカ中西部のいくつかをハブにしているLCC。
この時はMDシリーズをメインに運行していた。
この時でも経営不振が囁かれてる状態だったと記憶してます。
機材はA319。
この時、スピリットでは新塗装への過渡期でA320はほぼほぼ塗り替えが終わっていたが、A319には残っていた。
かつて雑誌でしか見たことないキャリアを目の当たりに出来るのが海外遠征の醍醐味です。。
今度は小さな水玉模様。。
スカイウェスト航空のエンブラエルEMB-120。
日本では採用した所がなく、近隣の国でも運用していないので日本人には馴染みがない。
航空機メーカーエンブラエルの知名度を大きく引き上げた名機です。。
主翼後方に非常口を増設したB737-900/ERです。非常口が増えたことで定員も増加してます。
ここで珍種が登場、、
MD-10はDC-10にMD-11のコックピットを移植し、ツーマンクルーとしMD-11と操縦資格を統一化した機種。
世界最大のDC-10Fオペレーターであったフェデックスが注文したもので、改造も全てフェデックス機のみに実施された。
基本はアメリカ国内に張り付いていて、国際貨物にはいる機会は多くない。
日本にはまれにテクニカルランディングで関空などに来てきた。
なぉ、機内の雰囲気は737と767を6:4の割合で混ぜたような感覚、、
ラスベガスを拠点にする地域航空のひとつ、ビジョンエアラインズ(B737-400)。
このように旅客機も運行しているが、このキャリアは有名なグランドキャニオンの遊覧飛行を運行するキャリアでもあります。
まだまだ明るそうですが、実は夕方近い、、
そんな時間におりてきました、
設立時はDC-10を運行し「世界最大の社名ロゴ」をまとっていました。。
機材は手頃なB737系列に統一されてますが、機首と尾翼にはみ出るほどの巨大なロゴを書くところをみると、根っこはまったく変わってないようです(笑)
SWAはアメリカの各州を象徴した塗装機を運行しており、これはメリーランド州の塗装、、
広範囲を運行する航空機は宣伝媒体として非常に公的、、
それを見越したSWAの企画塗装です。
アメリカ合衆国の50州全てのバリエーションがあるのです、、アメリカの規模の大きさがおわかりでしょう、、
次回もマッカランからお送りします。。
次回で閑話はひとまず終りです。。