ある日、泊まり勤務を終えた寝不足な不審者が中古品店巡りをしておりました。。
随分少なくなりました駅構内のお蕎麦屋さんで蕎麦をすすって降りた先のお店で発見したのが今回の一品!
Herpa製のイラン航空B747-SPです。
結構古い製品ですが、日焼けや退色もなく非常に状態はいいです🎵
イラン航空はかつては成田へ定期就航しており、この-SPが定期的に来てました。
核開発による経済制裁により給油などの決済手段を失ったことにより運休を余儀なくされたそうで、現在に到ってます。
(現在のロシア機のように飛来自体を禁止したわけではない)
「いかにも挿し込みました」尾翼まわり、、
車輪も旧ギアと呼ばれるものです。
このタイプではレジを打っていない場合がほとんどですが、この製品はレジが打たれてますね。
イラン航空自体-SPを3機しか保有してなかった上、イラン革命以降アメリカからの部品供給を受けられなくなった都合もあり、実質稼働が1機の状態が永く続いたためでしょうか?
といいますかHerpaはB747系列はわりと綺麗に作ってます。その情熱を少しでもA320系列にふってくれれば、、
ヒコーキに明るい方ならもうお気づきかとは思います。。
実はこの製品、、重大なエラーがあるのです。。
そもそもこの仕様は存在してない。
なにを隠そう、、エンジンが違う!
-SPは当初プラット&ホイットニーのJT9Dのみでしたが、一部キャリアからの要望でロールスロイスのRB211エンジンも搭載できるようになりました。
しかしゼネラルエレクトリックのCF6エンジンでの発注はなくGEエンジン装備の-SPは実現しませんでした。
、、、
でもこの製品、、どうみてもGEエンジンだよね(苦笑)
是非とも新しい金型で再生産してほしいものです。。