JALのジャンボのネタがまだ続いておりますが、、ちょっと休憩。。
先日2/11、、
不審者の姿は茨城県は竜ケ崎市駅にありました。。
常磐線のこの駅からは途中一駅をへて竜ケ崎駅へと向かう、たった3駅しかない小さな路線が伸びています。
「関東鉄道 竜ケ崎線」
1898年に設立された竜崎鉄道(りゅうがさきてつどう)を源流にもつかなり歴史の長い路線です。
関東鉄道は首都圏では珍しい完全非電化の路線で、全ての列車が気動車(ディーゼルカー)で運行されます。
この竜ケ崎線は関東鉄道の1路線ではありますが、本線となる常総線とは一切リンクしていません。
そんな路線ですが、なんと3両が所属し、そのすべてがオリジナル車です。
この日(土曜)はその中の1両、最も古い旧型車が運用されると聞き、訪れたのでした。
まずはJR東日本常磐線龍ヶ崎市駅に隣接する関東鉄道竜ケ崎線の佐貫駅へ、、
小さな路線ですが、簡易型のSuica処理機(以降ポスト)が設置されています。
(なお、使えるのはSuicaとPASMOの2種類だけで、そのほかのICカードは使えません。)
列車の運行頻度は割と高めで、常磐線の発着に合わせられています。
なので、乗り換え時間は十分あるのですが、だらだらとはできません。。
案の定、乗り換えの通路をテコテコ歩いてたら、発車ベルが!!
乗り換えの人を確認すると少し待っててくれます。。
Suicaをタッチして車内へ、、
車内には随分レトロな扇風機が、、、
現在の内蔵式の送風機が出る前の代物です。
よく見るとJNRの国鉄マークが、、、、
軽快なエンジン音を響かせる列車に揺られて数分、、
途中駅の入地駅に降ります。。。
直ぐ目の前に、、、
なんと?
何かの呪いか?と思ってしまうくらいに「5」がかかれた黒板が、、、
(待合室にはこのためなのか?チョークと黒板けしがありました。。)
黒板の脇に立て看板があり、、
ということらしい、、
なるほど、、なので「5をかく」わけですね(笑)
呪いではなく願掛けでした。。。
さて、、入地駅のポストにタッチして少し歩きます。。
折角運用に入ってる旧型車ですので、撮影に向かいます。。
何しろ佐貫駅・入地駅・竜ケ崎駅の3駅しかない路線ですので、割とすぐに折り返してくるんです。。
駅近くの耕作地、、、まだ季節ではないのでなにも作付けされていないようですが、、、
畑に落ちないように気を付けてあぜ道を歩きます。
ほどなくして駅近くの踏切が動作しました。。
実に雰囲気のいい車両です。
関東鉄道 キハ532型。
この1両しかありませんので、この車両の車号自体が532です。
踏切の警標しかない第4種踏切、、
都市部で見ることは皆無ですね。。
警報機そのものがありませんので、列車が近づくと
「ファン!」
と列車が警笛を鳴らします。
(なお警笛はタイフォンとういうラッパ状の器機で鳴らしますが、雪などで音が響きにくい豪雪地帯ではタイフォンではなく文字通りの笛でならし、音も「ファン」ではなく「ピィー!」とかなり甲高い音になります。)
佐貫駅へ向かった列車は割と早く折り返してきます。
ちょっと場所を動きまして。。
何か作付けされてると良かったのですけどね、、、
ここで一応、、
形式写真的なものも、、、
竜ケ崎線は1運用が行ったり来たりするダイヤとなっておりますので、この日はこの車両がずっと往復し続けます。
なので、終点の竜ケ崎駅に向かうため、入地駅に戻ります。
折角ですので、入地駅近くの踏切でも狙いましたが、、
(佐貫駅行きの列車)
ド逆光の残念仕様(笑)
(入地駅に停車中のキハ532)
折り返してきた列車に揺られて竜ケ崎駅へ、、
底から歩くこと10分少々、、
竜ケ崎線をオーバークロスする陸橋がありましたので、俯瞰で狙います。
ローカル線ではありますが、おおむね30分程度の頻度で運行されてますので、撮影場所へ到着するとまもなく、踏切の警報音が聞こえてきました。。
田畑の中を行く古い車両は実に雰囲気がいいですね。。
願わくば、軽トラとか耕運機、トラクターとかあるとストラクチャーになって良かったんだけどね。。
ここまで撮影して、竜ケ崎線を後にしたのでした。。
(なお、私個人の考えで、撮影に訪れた場合は必ず乗ります。撮影料的なものです。。)
ちなみに、この日走っておりましたキハ532ですが、国鉄の気動車キハ20系のエンジン・変速機などの足回りなどを流用して車体を新製した車両です。竣工は1981年、、、なんと車齢40歳以上の超ベテラン!
エンジンは10年ほど前に換装したそうですが、それ以外は竣工時のまま、、
元々キハ20系の部品を流用していることを考えると、、、
恐らくほとんど勾配もない、急なカーブもないこの路線だからまだ現役で走れるのかもしれませんね。。
さて、、、
続きまして、、
お話は昨日(2/13)です。。
数日前に奇妙な船が横浜は瑞穂ふ頭に入港した、、と話を聞きまして、、
雨の降りしきる中、拝みに行ってきました。。
瑞穂ふ頭は横浜港は大さん橋から眺められる丁度対岸のふ頭です。
現在は米軍の管理下で、横浜市は返還を求めているそうです。。
なお、米軍以外に自衛隊も使用し、輸送船などが多く利用します。
まず、大さん橋へ向かう途中に見たことある、特徴的なシルエットの船が、、、
ハワード・O・ローレンツ
アメリカ海軍の輸送コマンドに所属する船です。
その艦種もまた独特で、、「ミサイル追跡艦」といいます。
名前の通りに発射された弾道ミサイルを追跡するための船です。
ここ数年は日本周辺を根城にしているのか、年に何回か瑞穂ふ頭に顔を出してますね。。
(晴れてた時に撮ったものがこちら、、、2015年撮影)
さて、、
この日の狙いはこっちではありません、、、
こちらです。。
敷設船 グローバル・センチネル
船首側にヘリパッドが設置された特徴的なシルエットをしています。。
恐らくローレンツと同じく輸送コマンドに属しているのでしょう。
ただ、完全な軍属ではなく、傭船のようです。
傭船とは軍にチャーター・徴用された船のことで、日本の海上自衛隊でも兵装の輸送のためにフェリーをチャーターした「はくおう」があります。
(「はくおう」2016年撮影)
アメリカ海軍ではこのほかにもオーストラリアの高速船も傭船しており、こちらもたまに瑞穂ふ頭に来ます。
客船だけでなく、このような変な船も見ることができるので横浜港は楽しいものです。
追伸・・・
どうでもいいんですけど、、、
我が故郷の鹿児島県では黒板消しのことを「ラーフル」って呼んでたんだけど、、
これって他の地域では通じないって、、マジなん??