閑話続きです。
航空博物館でイギリス空軍が午後上がることを知り無事に賞味した不審者。。
さて、、
上がったものは降りてきます。
小一時間くらいだろう、、とたかを括り意気揚々と降りの撮影ポイントへ向かいます。。
ほどなくして、、
「ほぉ~ら、もう降りてきた(笑)!親善訪問の色が強いし、このくらいだよ(笑)」
この時点で不審者は重要なことを見落としております。。
さてはて、、
何時間が経過したでしょうか??
F-2は(多少夕日の色が出てたけど)明るい時間に降りてきました。。
日没を迎え、一分一秒でも暗くなっていくのが解る程の時間に、、、
エスコートのF-2が降りてから1時間は経ってるはず、、
とここでオーバーヘッドをかまして見慣れた機影が、、
ここでようやく不審者気づく!
少し前に降りてきた2機のF-2は博物館でみたスクランブル発進した機で、たった今降りてきたのが共同訓練でイギリス空軍と一緒に上がった機である事に、、
「こんな時間に??うっそだろ?」
とか嘆いてる場合ではない。。
轟音たてて上空を
カナードは小回りが利くためF-2より内側のコースをとる。。
暗いからAFもうまく合わない。。
シャッター速度は1/40程度まで落ちている。
二つの意味での、おかげさまで4機中の2機はピントが激甘の大惨事。。
不審者「もっと早く帰ってこぉ~い!!」
(実際に叫ぶとガチで通報されますので、心の中に留めております。。)
そんな事があった翌日(11/4)。
この日は東京へ帰りますが、一応撮影の時間を確保するためヒコーキは夕方でとってあります。
なので、ギリギリまで撮影します!
(この日、イギリス空軍は動かないと情報が回ってました)
函館の一件で調達された機体ですので、考えて見れば結構なベテラン機です。
元々艦載機でもあるので、頑丈なのかも?
(普段は畳みませんが、航空際では主翼の展開のデモをすることがありますね。。)
と遠目に懐かしい機影が、、
JALの経営破綻を受けて一時JALグループから離れてましたが、再建後再び傘下に。
この時にはもう傘下に戻ってましたが、塗装はまだそのままでした。
当初はSAAB340WTと言われてましたが、いつからかSAAB340plusと変わってました。。
サーブ社は民間機から撤退してしまいました。
HACの機材は撤退する直前に引き渡しをうけたもっとも若い機体でもありました。。
一見すると戦闘機ですが、、
こちらはE/A-18Gグラウラーという電子戦機です。見ての通りにF/A-18スーパーホーネットをベースにしています。
部隊名はブラックレイバンズ。
厚木基地に駐留していた部隊とは異なる部隊です。
で、、アメリカ海軍の機体って隊長機は色がついてたんですよ。。
来ないかなぁ~と期待してたら、、
厚木にいたNFの方々よりは大人しいですね。。
でも滅多に見れない部隊だからね!
(この時点で気持ちはホクホク)
ヒコーキの時間までまだまだありますので、引き続き粘ります。
少し前に基地から轟音が響いてましたので、F-2かF-16が上がったのでしょうから、そのうち降りてきます。
で、、待つことしばし、、
基本単座のF-16での複座はパイロットの養成などに使用されます。それ以外は普通のF-16です。なので後席には誰も乗ってません。。
ぼちぼち日の入り、、17時に迫ろうという時にF-2たちが帰ってきます。
自衛隊といえど公務員ですので、通常の訓練は勤務時間の8時~17時の間で行われるんです。
(これはアメリカさんも同様)
コンバットで入ってきて、うち1機が結構良いコースを通ってくれました!
で、、
羽田空港に帰ってきたら変なのがいました!
ボンバルディアの最新鋭機CS300(当時)です。
中国は珠海で2年に1度行われるエアショーチャイナで展示した帰りだったそうです。
後の2018年にCS300プログラムはエアバスとの提携によりA220と呼称が変わりました。
珠海のエアショー、、この時は遠い話に思ってたんですけどね~。。
そんな2016年、三沢基地周辺に出没した不審者の回顧録でした。。