本日、1月10日は110番の日らしいです。。

自称不審者の不審者足る所以が明らかに、、


高級別荘地のフォートローダーデールのハリウッド空港で撮影した翌日、、

朝方の風向きが微妙で朝練不発。。

なので、ゆっくり朝食をとりまして、最後の訪問地、オーランドへ向かいます。。


ちなみに陸路の移動は同行してる同僚による運転で、車は乗り捨てスタイルのレンタカーです。

(アメリカでは割りと一般的。借りたのマイアミなのにナンバーはカリフォルニアだった。。)


オーランドはディズニーリゾートがあったり、ユニバーサル・スタジオがあったりと一大レジャー都市!

帰国はオーランド空港からデンバーへ飛び、デンバーから東京に飛ぶルートです。


お昼を過ぎて夕方前にオーランドに到着。

まずは翌日の搭乗に備えて、あらかじめチェックインしておきます。

と、ここで問題発生!

何故か私のチェックインではねられる。。

ユナイテッド航空のカウンターにいたおねーさん(ということにしておこう)に訪ねると

「そこの機械をつかえ」

と門前払い。。

「いや、、弾かれてスタッフ呼べと出たんですわ」

と訴えると渋々出てきてくれまして、得意気にこうするんだ!とやったらはじかれました(笑)


Eチケットは発行済みですが、どうやらユナイテッド航空の管理システムの不具合により、私のチケット番号が変わってしまい、旅券番号との紐付けが無効になったようです。

おねーさんの対応により小一時間で手続き終了。。

無事にチェックインできました。。


空港を後にして、宿泊先にチェックイン!

夕飯時まで時間が少々ありますので、同僚は街の散策(というなのドライブ)、私は空港周辺の徘徊に、、

拾ってもらう場所と時間を決めまして、オーランド空港での撮影に向かいます。


ただ気になる点があるので、空港近くの公園、、から少し外れた場所で撮影します。。


エンド近くの土手を少し下りまして降りてくるヒコーキを狙います。。


まずは、

ユナイテッド航空のB757-200です。
ユナイテッドはコンチネンタルを合併したため、エンジンの異なる機材に加え、珍種の-300型もいます。
これはオーソドックスな生え抜きのユナイテッド機ですね。。

UPS航空のMD-11(F)
PWエンジンなので元JAL機を期待しましたが、スイス出身でした。
スイスも結構長く運用していた印象がありますね。。

ジェットブルーのA320。
尾翼のパターンが何種類かあり、撮ってても飽きない。ジェットブルーといえば、あの緊急着陸が有名ですね。。

ビズのリアジェット。
かつては自家用ジェットの代名詞ともいわれましたが、最近はレガシーやガルフストリームなどに押され気味ですね。。
日本でも見かける機会が減った気がします。

いくつか狙ったキャリアがあったのですが、残念ながら違う滑走路へ降りてしまい、ここでの撮影はあまり釣果はありませんでした。。

もう少しいたかったのですが、合流時間も迫ってますので引き上げます。。

エンドから離れて外周道路を歩き街合わせ場所に向かっておりますと、颯爽と回転灯を搭載した車に抜かれました、、
日本でいうところのパトカーってやつですね、、
で、脇道に入るとUターンして停まりました、、
「(あっ、、やべ、、)」
この雰囲気は間違いない、、
近づきますとドアが開きまして、ガタイのいい黒人警官が、、
手招きされましたので、素直に従います。
警「何をしていた?」
不「写真撮影です」
警「撮影?なんの??」
不「飛行機ですよ」
といってカメラのデータを見せます。
警「ID(身分証)を見せろ」
不「どうぞ」
といってパスポートを出します。
パスポートとカメラのデータを見て、、
警「この飛行場は撮影禁止だ」
不「禁止なの?」
警「ノーだ」
不「ヒコーキも?」
警「空港はだめだ」
不「(あぁ~そういうことか)それはすまない」
警「うむ。お前の車はどこだ?」
不「友人がドライブで乗ってる」
警「どこで合流だ?」
不「直ぐそこだ」
警「わかった。もういっていい。」
不「すまなかった」
警「あぁ~ちょっとまて」
不「?」
警「よい旅を」
不「ありがとう」

というわけで異国の地、アメリカで職務質問されましたとさ!
日本でも何度かあり、不審者の自覚はありましたが、、これで世界基準の不審者!
WORLD of フシンシャ!

要約すると、、
1)歩道がない場所に歩行者がいる
2)撮影禁止の貨物エリア付近
3)カメラを持っている
4)土手に隠れている(様にみえた)
という訳で通報されたようです。。
オーランド空港の発着便に貨物が多かったこと、近くにロッキードの事業所があったことからも予想はついてました。
むしろその手の輸送機が来ないかと期待していましたからね。。

もう少し言いますと、
海外って基本的に空港の撮影は禁止な所が多いです。
ヒコーキがだめなのではなく、施設を写されるのがだめな感じでしょうか。。
今回もヒコーキだけしか撮っていなかったためか消去を指示されることはありませんでした。

ちなみにロスやシスコ、シアトルなんかは撮ってても注意されませんが(変なのに絡まれたりはする)、ビクタービルやモハベなんかはあまりフェンスに近づくと注意されます。

こうして、世界基準の不審者の成長した私は無事に日本へと帰りついたのでした。。


余談、、
乗り換えのデンバーで搭乗予定のB787が突如不具合で運行できない自体に、、
するの正面に駐機されていた別のB787がトーイングされて代替機に割り当てられるトラブルまでありましたとさ。。

次回の更新は本編再開です。。