つづきです、、


マイアミに到着して直ぐに撮影に勤しむ不審者、、

警備員に訝しく思われるも、ホテルの従業員のおかげで事なきをえます。。


で、マイアミで撮っていきたいキャリアはあるのですが、とにかくマイアミへ就航する中南米のキャリアが多彩!

そしてアメリカのキャリアでも賃種がちらほら、、


フライトレーダーで投影される謎の機影がそろそろ、、とホテルの影から出てくるのを待ちますが、、

来ない、、あれ?と目を離した隙に

あっ!やられた!
謎の機影の正体はコンベア580でした、、
元々はレシプロのコンベア480でしたが、アメリカ国内の主要空港では航空ガソリンの補給が出来ないため、ジェット燃料を使うターボプロップに換装しれたもの。
ターボプロップに換装されると形式が500番台になります。
キャリアは謎の多いIFLグループとされて、結局よくわからなかった、、

スィフトエアのB737-400。
機材はアメリカ籍ですが、スペインの会社。
ウェットリースを行うキャリアのようです。
旅客機ですが「ワールドアトランティックカーゴ」の表記で運行されてました。。詳しくは謎です(笑)

みんな大好き、かっこいいを詰め込んだヒコーキのB727!
アメリジェットはマイアミに拠点をおくカーゴキャリアで中堅規模のABXエアの傘下になるようです。
実はセントマーチンにも飛来するのですが、今回の旅行では日程的に合わせられなかったのでした。マイアミで撮れるのは分かってましたしね、、そんなアメリは
B767も運用してます。
このB767の出所はほとんどがABXエアです。
こちらがABXエアのB767。
ABXエアではB767-200SFをB767-300F/BDSFへ更新しており、それによって発生したB762が傘下のアメリへながれ、アメリでは老朽化したB727を置き換えていたのでした。
こちらがABXエアの新鋭機材だったB767Fです。
ちなみに、ベテランマニアさんにはABXよりエアボーンエクスプレスの方が通りがいいかもしれないです。。

ここから中南米の多彩なキャリアの紹介!
スリナムのフラッグキャリア、スリナム航空
南米大陸の国家としては最小の国で、ポルトガル語とスペイン語が多くをしめる中で唯一のオランダ語が公用語の国です。

アビアンカ・エルサルバドルのE190。
ご覧の通りにタカ航空です。タカ航空はアビアンカ系列のキャリアですので、ブランド名をアビアンカに統一する一貫での社名変更でしょう。
(社名変更は2013年に実施されました。当撮影は2014年ですので、社名変更後になります)

バハマスエアのB737-300。
その名の通りにカリブ海はバハマのキャリア。
マイアミには1日1便程度しか乗り入れてないが、他の空港に別の機種で多数の便を乗り入れている。

こちらはヨーロッパはスペインのイベリア航空
A340を期待したけど、この日はA330でした。
(前日はA340だったんですよね、、)
今では日本に来てないので、撮影機会は貴重です。。

アエロリネアス・アルヘンチナス。
訳せば簡単アルゼンチン航空のA340-300。
アルゼンチンの経済破綻をうけ、経営再建が困難となり、あわや運行停止か!とまでささやかれましたが多くの助力をうけ運行を継続。
こちらのA340は再建のなかで取得したもので元キャセイパシフィック航空の機材です。
マイアミで撮りたかったキャリアはこれでした。

ケイマンエアウェイズのB737-300。
カリブ海はケイマン諸島のキャリアです。
マイアミは中南米、、特に中米と南米北部の便が多い一方でカリブ海のキャリアはそれぞれ1日1便程度しか設定されてない。
このためか、セントマーチン~マイアミよりセントマーチン~ニューアーク~マイアミの方が運賃が安かった。。
恐らくは島の空港のキャパシティが増便できない理由なのかもしれない。。

そして遂にとんでもないキャリアに遭遇、、
サンタバーバラ航空のB757。
南米はベネズエラのキャリアです。
就航先が非常に限られ、機材も
MD-80系列×1
B757-200×2
B767-300×2
でも実質稼働してたのはB757型2機とB767が1機の3機のみ、、
ベネズエラという国の治安を考えるに、おいそれと行ける場所ではないだけに、ここで降りてきてくれたのはこの上ない幸いでした。
(ちなみに同社はこの後運行を停止しました。)

この日の最後はオランダのカーゴキャリア、
マーチンエアカーゴのMD-11でした。
でもこのMD-11も賃種なんですよ、、
まずカーゴなのに窓がある時点でツッコミ待ちですが、、
マーチンエアはかつて旅客便も運行しており、同機もかつては旅客便"も"飛んでしました。。
なんとこのMD-11、、ただでさえ少ないMD-11にあって更に希少なCF型!マーチンとワールドエアウェイズの2社しか導入せず、製造機数は6機です、、
CF型は機内を客室にも貨物室にも容易に転換できる仕様です。
NATO関連のチャーター便を飛ばす事もあり、同機にはNATOの登録記号も付与されてました。人員の輸送に備えてか旅客機としての機能が残されていたようです。

マイアミにはあと2泊滞在しますが、翌日は近くの別の空港に出没します。。

不審者の徘徊はまだ少し続きます。。