こんばんはーakilabです。
続きです!
いよいよ開演のとき。
あらすじとしては、
田舎の高校に転校して来た主人公の中一友(通称:チュン)が、クラスメイトのヤムチャ(祐吾くん)・デラ・ボン・テツたちと青春部の仲間として、青春を謳歌するために奮闘する、という高校時代と、それから15年後の現在、大人になったそれぞれの様子とがクロス形式で展開していく物語となっています。
15年前の青春時代がストーリーのベースになっているので、15年前のヒットソングが開演前から(なんならロビーから)ずっとかかってて、それだけでもノスタルジーな感じバリバリでした。
高校時代のチュンを堀海登くんが演じてまして、さっきも書いたけど高校時代のヤムチャを祐吾くんが演じています。
(高校時代と15年後の大人の姿とで別々のキャストかいます)
高校時代のみんなは、それはそれはバカばっかりというか、
バカで真っ直ぐで、そして、イケてない男子たちがもう、可愛い![]()
青春部メンバーはイケてないがあまり、まずは青春を楽しむことが課題、みたいな感じなんだけど、
そうやってがむしゃらな感じがすでに「青春してんなー」って思えて愛おしいバカたちでした![]()
一方の大人ターンですが、
高校時代に再び転校してそれきりになっていたチュンが地元に戻り、学校やかつての青春部の仲間たちに会いに行くんだけど、
大人になった各々は、チュンとの再会でいろいろなことを思い、高校時代に思いを馳せ、
あのときやり遂げられなかったことを思い出し…
ざっとこのような内容です。
さっき、高校生可愛いみたいなん書きましたが、
なんか、不思議なもので、
大人たちと高校生、似てるんですよね。
大人のヤムチャは山本裕典さんが演じてらっしゃるのですが、
立ち振る舞いも、どことなく顔立ちも、
ほんとうに、祐吾くん演じるヤムチャって感じがするの!
ちゃんと、大人になったヤムチャやな!というのがめちゃわかる感じ。
見た感じ、山本さんが祐吾くんに寄せてるのかな?と思ったんだけど、アフトでの山本さんのお話によると、祐吾くんがクセとかを自分に寄せてきてくれていたと仰ってました。すげーぜ!
他のキャストも同様で、
顔立ちもうっすら近い気もするし、演技力なのかな?似てるんですよね!
雰囲気がちゃんとリンクしている感じで、
大人になったみんな、というのが伝わってきました。
(※※ネタバレ入ります※※)
青春部で、文化祭のときに踊るはずだったダンスが、当日の大雨でできず、そのままチュンは転校することになってしまうんですね。
「いつか必ずこの場所で踊ろう」
と約束し、チュンとみんなは離れ離れに。
そのまま15年の時が経って、チュンは交通事故により亡くなってしまいます。
そう、
15年後みんなに会いに来ていたチュンは、実は幽霊だったということ…
チュンに二度と会えなくなってしまってから約束のことを思い出して、
お葬式の場で、青春部のみんなは最後のダンスを…!
内容としてはこんな感じなんですけど、
チュンが亡くなっていることについては、
私は比較的序盤で気がついたんだけど、
気が付かないほうが正解なのか?気が付かないほうが楽しめたのか
とかその辺りは演出側の考えはどっちかな?って感じでした。
気づかせようとしてるようでもあったし…うーん。
ともかく、
そこのネタバレは重要ではなく、
ただなんというか、
最後、大泣きしながらの大人たちの全力ダンスと、
シンクロするように笑顔で一緒に踊る高校生組との最後のパフォーマンスは、
素直に泣けて、
泣いて笑って、みたいな、
清々しくなるエンディングでした![]()
なんか、
学生時代に悔いが残るような、やり切れなかった出来事とか叶えられなかったものとか、
絶対に忘れないと思ってたはずなのに、
そういうものを大人になるにつれて、忙しさとか目の前のいろんなことによって忘れてしまって、
取り返しがつかなくなってからやっと思い出す
っていうのは、あると思います。
そのときに大事だったものって、
大人になったからどうでもいいとかちっぽけなもんだったとか、
そんなことないんだなーと気付かされました。
だって、悔いは悔い。
そのときは全力で、全てを賭けて臨んでいたことだから。
お話としてはシンブルで素直に感動できて、
泣けて、そのあと暖かい気持ちになれて、
でもなんか、
大人にとってはいろいろと考えてしまう部分もある作品だったなと思いました。
野球ほぼ関係なかったけどね。
ナゾのミスリードでしたw
この回はほぼ真正面で観られて、
内容も初見で追いながらにはなったけど、
祐吾くんの涙、山本さんの涙、
熱いパフォーマンスにググーってきました←語彙
やっぱり私、青春すきなのよ。
大人になってから高校野球にハマったからね(青春見たさに)
せいしゅーーん
←泣き笑い
ということで…
無事、終演!
このあとはアフタートークがあります。
この回には、祐吾くんを始めとする高校生組が登壇することになってまして、
本当にたまたまこの回のチケット取ってたのでラッキーでした![]()
ではでは、続く。。!