支店で働き始めて、やっぱり困ったのが言葉。
韓国語、ちょっとくらい勉強しとけば良かったよ・・・。
何度思ったことか。
店長が何を指示してるのか、わからない。
スタッフが何を説明してくれているのか、さっぱり。
すべてが「音」としてしか入ってこない中にいるのは、何とも言えず苦痛でした。
理解していないから怒られているのかもわからない。
相手が「あ、もういいや」となっているのが感覚でわかる。
ミーティングに出ていても、その日の指示がわからない。
逆に考えれば、そんな状態の私を引き受けて、働かせてくれた支店も大変だったと思います。
私、ストレスで肌がニキビだらけ。
お腹下す。
眠れない。
て、言うより家に帰れない。
食べても食べても、痩せる。
健康的じゃない施術者って、どうなんですかー。
どんどんゲッソリしていく私に、本社の事務スタッフが焦って取った行動は。
「アキコサン、韓国語を覚えたらいいヨ。これ、作りました!」
えーーー。
そんな簡単に?
アキコサン、無理だと思うなー。
ラミネートされたものを見ると、施術する時に必要な会話の日本語→韓国語バージョン。
漢字と平仮名とカタカナ、ごっちゃになってますけど。
ちっちゃい「ル」ってどうやって発音すんの。
んー。
諦めました・・・。
言葉を覚える暇がないくらいに、技術習ってテスト受けて、の繰り返しでしたから。
技術覚えるので精一杯。
そして骨気って何種類あるのさ?
でも、言葉を諦めて開き直ったら、すっごく楽になりました。
私、日本人だし。
そのくらい図々しくならないとやっていけなかった。
つづくー。