今まで、当校の売りは

日本語教師は全員、
資格を持つ日本人であること

でした。

しかしここ数年、先生の確保に
頭を悩ませています。

国内の日本語学校増加に伴う日本語教師不足と
マレーシアの就労ビザ取得の不安定さ。

よい先生の確保のために
ものすごい労力を費やしています。

必ずしも日本人の先生じゃなくても
いいのかもしれない。

そんなことを思いはじめて。

マレーシア人教師と日本語教師の
プラスマイナスについて
考えるようになりました。

まず、日本人教師の良い点

1. ネイティブであること
2. 責任感の強い先生が多い
3. 努力を怠らない先生が多い
4. すべてを伝えなくてもわかってくれる先生が多い
5. 養成講座で基礎を学んでいるため
即戦力となりやすい

マレーシア人教師の良い点

1. 生徒と母語でコミニュケーションがとれる
2. 自分の日本語学習の経験を授業に反映させることができる
3. 自分も頑張れば先生になれるという生徒へのモチベーションになる
4. 採用決定の前にしっかり面談ができる
5. ビザが要らない
6. 長期的に働くことも可能
7. 日本人教師に必要な生活サポートが要らない

日本人教師の難しい点

1. ビザ取得できるかの不安定さ
2. ビザ取得にかかるスタッフの労力
3. 在籍期間の短さ(平均在籍期間2年)
4, 辞める際にかかるスタッフの労力(ビザ、税金等)
5. 住居の確保
6. 生活サポート(特に慣れるまで)の必要性
7. 英語で説明してほしいという生徒の要求に
答えられない人が多い
8. よい先生の確保

マレーシア人教師の難しい点

1. ネイティブから習いたいという生徒への対応

ネイティブの先生が教える!
というブランドにこだわりすぎて
マレーシア人の先生を採用する選択肢を
考えて来ませんでしたが。

マレーシア人のいい先生の確保ができて
トレーニングをきちんとして
マレーシア人と日本人どちらもいる学校にすれば
生徒にとってもプラスもあり
マネージメントの負担が減る
ということに気がつきました。

逆境に置かれると
発想の転換ができ、
結果としてそちらのほうがよかった
という結果につながる。

ここからですが、わくわくしてます。