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少し時間が経ってしまいましたが、

前回のマクロビ離乳食編に続き、

 

下の妹ちゃん(もうすぐ5歳)の「肉食離乳食編」

 

 

  

 

 

☆ 

  

 

上のお兄ちゃん(10歳)を妊娠中に「野口整体」と出会い、

産後、私は「野口整体」を学び始めました。

 

 

 

野口晴哉先生は子供の頃(胎児の頃)からの潜在意識教育を大切にされ、

子育てについてもたくさん本を出されています。

 

 

なので、道場や本で学んだことを、

当時赤ちゃんだったお兄ちゃんで実践し、

体の流れを学んでいきました。

(実験台ともいう)

 

 

で、感動したのは

野口先生のおっしゃる子供の様子への対処法(ほんとは大人も一緒)は、

それこそ「今までの価値観でいったら、そこは病院行くでしょー」みたいなのも、

とりあえず習った通りにすると、

すっと、その問題がなくなってしまうことが多く。

 

 

 

「どんだけこの人(野口先生)は人の流れを理解し、どんな世界を見ていたのだろう」という、尊敬と驚愕と、感謝と、足元にも及ばないだったり、

いろんな気持ちが湧きながら、勉強を進めていました。

 

 

 

そうして、「野口先生の見ている世界を少しでも知りたい、垣間見たい」

という想いから、

下の子ちゃんが妊娠した時も、ほとんど迷わず、

野口先生が勧められている離乳食の進め方

「肉食(ほんとは雑食)離乳食」

を実践することに決めました。

 

 

 

 

野口先生が本などに書かれている離乳食の進め方は

 

生後3ヶ月を過ぎると母乳だけでは栄養が足りなくなってくる。

補食の意味で栄養を足していくと、

赤ちゃんの体はどんどん満ちていく

 

人間も元は動物なので、動物性の栄養が必要。

だから最初は「卵黄」を舐めさせる。

 

体がその時に欲しているものを与えると体が満ちる

(ので、たくさんの離乳食を用意して、その中から選ばせる)

 

といったものでした。

 

 

詳しくはこちらの本に載っています。

(結構ざっくりと書いてしまいました。正確には本を読んでください) 

 

 

  

 

 

でも、ですね、

 

それまで、野口整体を学び、

なんども言いますが、

 

私はどんどん体が変化するし、心も変わっていくし、

上のお兄ちゃんを見ていても、

子供の動きや症状に対する手当は

すぐに体が変化して、他人でも効果を実感するし。

 

 

そうやって、

私は野口先生の見ている体と心の世界に

絶大な信頼感を置いても、

ですね。

 

 

 

 

それでも、若干迷いました

 

 

 

それは、あまりにそれまでの育児書などに書いてあることと違い、

今までの自分の中の「離乳食とは」から、かけ離れているから。

 

  

 

 

だって生後3ヶ月「生の卵黄」ですよ?

「肉汁」ですよ?

 

 

 

一般的な市区町村で指導がある離乳食の進め方は、

「卵」などはアレルギーの発生源となる可能性があるから

腸の発達した時期に食べさせるって、

教えられますから。

 

 

菜食の書いてある話を大事にするなら、

肉は体の毒を作るものですから。

(でも、菜食は野口整体を学び進めるうちに、妊娠時には私の中でゆるくなっていってました)

 

 

でも、それまで野口整体で学んで来たことは、

それまでの物事の見方とはずいぶん違ったけど、

でもちゃんと効果を感じていたので、

 

『今回も』私の今までの見方を捨てるだけだ」

とやってみることを決めたのでした。

 

 

 

 

 

 

最終的に一番心配だったのは、アレルギーになること。

 

でも、「もしアレルギー性の何かが発症しても、また整体の手当をすれば治るから」くらいに思って、

そこは気軽にw?トライしてみることにしました。

 

 

 

 

 

では、実際の離乳食を始めていった様子について。

 

 

 

生後3ヶ月に最初の離乳食「生の卵黄」

めっちゃ美味しそうに舐めてた!!!

 

 

 

最初は1匙のつもりであげたら、

すぐに舐め終わって、

もっと欲しいからスプーン「ちゅーちゅー」吸ってました。

 

 

 

で、整体は

 

欲しいものを欲しいだけ与える

いらないものはそれ以上与えない

そうすると、本来の体の欲求のままに育っていく

 

という体の見方があるので、

 

 

もうひと匙あげて見ました。

 

3匙めくらいで、一切口を開かなくなったので、それで終了。

わかりやすいw

 

 

 

 

赤ちゃんて体や心が満ちると、

ずしんと抱っこしてる重さが重くなるんですね。

 

 

体と心が満ちていると、リラックスして整った状態になるんです。

だから、寝ている赤ちゃんが、

めっちゃ重いのもこれに近いです。

  

 

 

で、卵黄舐めたら体がめっちゃずしんと重くなった!!!!

 

体が満ちたんだなー。と。

 

その自然さを、とても美しく思いました。

 

 

 

卵黄の次のステップは「ステーキ肉」

 

それも自分で握って、

ちゅーちゅーよく吸うこと、吸うこと。

 

 

お肉を用意すると自分で手を出して

握ろうとするし、

よく吸うし、

離さないし、

ステーキ肉を意志として求めているのが、本当によくわかる。

 

 

「あー、私が今まで(離乳食に対してこれが良い悪いと)思っていたことは、ちょっと違ったのかなー」

と思った瞬間でした。

 

 

 

 

あとは、先ほどの本に載っているように離乳食を進めていって、、、

 

 

結果、とにかくよくお肉を食べました。

 

 

味覚を広げていくために、いくつかは離乳食は用意するのですが、

最初に選ぶのはお肉。

 

そうして満足すると、次の食べ物をちょっと食べたり

食べなかったり。

 

 

 

食事のたびにずしんと満たされて重くなる体。

 

それを繰り返していくと、

その自然な流れの美しさというものに

感服するような気持ちでいっぱいになりました。 

  

(お兄ちゃんの時も食事のたびにずしんとはなっていたのです。

でもそのずしん具合が違うように思います。)

 

 

 

1歳以降も、まず「肉!肉!肉!」の食べでした。

ご飯は少々。

野菜はほぼ食べないで、

毎度隣のお兄ちゃんのお皿のお肉を奪おうとしていました。 

 

 

2歳半以降になって、今度はあまりお肉を欲しがらず、

ご飯ばかりを食べるようになりました。

 

原因の一つには、

当時は妹ちゃんは、手術後でかなり免疫も下がり、

体も冷えていたため、糖質が欲しかったのだと思います。

 

 

お野菜はその頃もほとんど食べず。

トマトときゅうりくらいかな。

 

 

4歳になって、火の通った野菜を色々食べるようになって、

現在は、肉、ご飯、野菜のバランスが良くなりました。

 

 

 

  

 

 

体調的には、妹ちゃん、もうすぐ5歳になりますが、

一番心配していた、

アレルギー性の病気になることもありませんでした

皮膚はとても綺麗です。 

 

 

離乳食時も、ほぼ便秘にもならず、

オムツかぶれも少なかったです。

 

 

これはどちらかというとお兄ちゃんの方(ベジ離乳食)が

若干便秘があったり、

オムツかぶれがあったりしました。

 

 

 

 

 

体重の増えですが、

4ヶ月頃までは順調に増えていったのですが、

その後に先天性の心疾患があることがわかり、

その影響もあって、その後の体重の増えが悪くなり、

離乳食の参考にならずです。

 

 

でも、

もうすぐ5歳ですが、現在の体重は標準で、がっちりとして

「大きいわね」

「同じ年齢の中では大きい方でしょ?」

と声をかけられることが多いです。

 

 

 

ちなみに、母乳は1歳半くらいで終わりにしました。

入院中、退院後しばらくは粉ミルクも使っていました。

 

   

 

 

 

そして味覚ですが、

濃い味が好きです

 

 

というより

旨味が強いものが好き

 

甘い、しょっぱいといった

わかりやすい味を好みます。

 

甘いものは、正直、甘ければ甘いほどいいんじゃないかな。。

(たまにコンビニのすっごい甘いパンは残すけれど、、、)

ジャンクなものも大好きです。

 

食事の中でも、

迷わず「そりゃー美味しいものねー」

といったものから一番に食べるのです。

 

 

 

 

 

 

 

私の個人的に感じる、妹ちゃんの体の特徴としては、、、

 

 

どっしりとして、

体の密度が高い感じです。

ぎゅっと、中心に集まっている感じ。

 

エネルギーの塊のような強さがあります。

 

 

お兄ちゃんに感じた透明感は全くなく、

色の明度が低い感じ。

彩度が高いというのかな・・・)

 

 

 

体力もありますが、

お兄ちゃんよりパワーがある感じ。

 

そして常に、意識の密度が濃いです。

自分で掴むもの、掴まないものの差がはっきりしています。

 

ずっと続く持久力や、

お兄ちゃんほどの長時間続く集中力はありません。

 

 

 

 

 

 

これがどこまで食の影響かというと、

もともとの妹ちゃん本来の個性、体質・素質も多いとは思います。

 

  

 

が、最初の頃の食の影響は、個人の素質を決める要素としても大きいように感じます。

 

 

 

彼女を見ていての、

肉食離乳食での影響を

一言で言えば

 

「旨味を知っている。だから旨味を追い求める」

 

でしょうか。

 

 

そこから発展して行く個性が、

様々な要素として人間形成に大きく絡んでいくように感じます。

 

 

 

 

 

 

また、思ったよりは(それまでの知識よりは)、

肉(陽)のエネルギーは、

体の中で拗れることもなく、

余ったら、「ただ発散されるだけ」にも感じます。

 

 

 

手術後は随分体温も下がっていましたが、

現在は平熱36.8度まで上がってきました。

  

 

 

 

 

 

彼女が手術の影響あったり、

今も、まだ体の機能としては通常の状態ではない中で、

 

 

現在は体温は36.8度まで上がり、

心臓の薬も飲まず、

毎日野外保育で一日を過ごせる体力がついたことや、

体も標準で大きく見られるくらいに成長したのは、

 

肉中心の離乳食と食育があったからではないかなと思っています。

 

 

 

 

 

そうして、私が一番によかったと思うことは、

 

妹ちゃんの生後3ヶ月からの離乳食で感じた

体が満ちて「どしん」とする感覚

 

それをその頃から食事のたびに与えられたのは、とても良かったなあと思うのです。

 

 

 

きっとそれは、今後の彼女の人生を

旨味のある人生へと導いてくれると感じるのです。

 

 

 

なので今私は、

「肉食離乳食をやって、本当によかったなー。」

「素敵なものを彼女にプレゼントできたなー」

「よくあの時、この選択をしたなー。素晴らしい」

と自分に思います。

 

 

 

 

 

最後、「マクロビ離乳食」と「肉食離乳食」両方やって見て思うことをまとめます。

 

 

 

 

 

〜10月の前半の営業日のご案内〜

 

・10月13日(火)10時半〜17時

・10月14日(水)21時半〜23時 zoomレッスン

         「心と体のリラックス♡季節のセルフケアの会」

・10月15日(木)10時半〜17時

 

 

 

 

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Miracles   かどのあきこ