すごい数の着信とメール、、、
何が起きたのだろう。最後の着信とメールから1時間経っていた。
もちろん彼からの着信が多かったのだが、親戚からの電話も入っていた。
これはただ事じゃないと思い恐る恐る電話する。
親戚は寝ているだろうし、彼も寝ているだろう。彼にとりあえず電話した。
すぐに電話出て、母が倒れた事を知る。すぐに親戚に連絡するようにと。親戚が彼に電話していたのだ。私と連絡つかないと、、、。
夜中だったが、とりあえずかけてみた。親戚が母に付き添ってくれていると。
とりあえず容態が悪いらしい。
一体あたしはどうすればいいのか、連絡を待つしかないが、とりあえず朝を迎え、仕事の先輩に話した。
先輩が上司に伝えてくれ、上司からすぐに田舎に帰るように指示。入ったばっかりの私に、職場の温かい対応に感謝しながら、飛行機のチケットをとる。
支度し空港へ。
後悔しないように帰った方がいいと勧めてくれた上司に、職場に申し訳なさもあったが母を放っておくわけにはいかない。親戚にもまだ幼い子がいる。あたししか居ないから戻らなければと。
運良く昼前の飛行機が取れ、それで地元へ帰る。空港から病院へ直行。
目の前に現れた私をみて、親戚も驚いている。
色々説明を受け、2、3日が山だと。
手術したが、どうなるのだろうかと。喧嘩した事でさえも反抗してばっかりだった事も、母の自由さ、勝手さも腹立つ事でさえも、全部蘇って来た。
複雑な気持ちだったが、どうか生きてと願った。
色々揃えるものがあったので、買い物へ行く。
職場にも電話入れ、状況説明。しばらく休みなさいと。ありがたや。
しかし私は、ここである決断をする。