~ 海賊船に拐われて・第3話・チャン&ミニョ ~ | ファン王国物語 

ファン王国物語 

韓国ドラマ「イケメンですね」の二次小説で「ファン王国」というパラレルな世界のお話です。おなじみのドラマのキャラクターが、様々な役柄で登場します。このブログを読んでドラマに興味を持って頂けたら、ぜひ見て下さい。きっと貴方の毎日が変わります、私のように。

海賊船に拐われて~解説

↓ ウナギ先輩、Thank You~♪



「ゲホッ、ゲホッ … 」


「おら、大丈夫か、早く海から上がれって、風邪ぇ引いちまうぞ … 」


男の子 何だぁ、この女、変な格好してやがるなぁ、身なりは悪くねぇがガキじゃねぇかよ …


俺ぁ、乳のデケェ、すぐに抱かせてくれる大人の女が好きなんだ …


命懸けで夜の海に飛び込んでやったのに助け損かよ、ツイてねぇなぁ …


「あ、有難うございます。あの~、さ、寒いんですけど … 」


女の子院長様、助けてくれたんだから、悪い人ではないですよね …


でも男の人なのに髪の毛長いし、何日もお風呂に入ってなさそう …


「あ~、俺の部屋に来いよ。着替えを貸してやる。おい、スンドン、コイツの事は手下に言うなよ。女って分かると面倒くせぇからな … 」


「へいへい、お頭も女にゃ~からっきし弱いですねぇ … 」


女の子 お、お頭って、助けてくれたこの若い男の人が一番エライのかしら …


この片目のオジサンの方が、どう見ても随分、年上なのに …


「フン、うるせぇなぁ、放っとけ。余計な事を言うんじゃねぇよ、スンドン。じゃ、後の舵取りは任せたぜ」


「へい、ごゆっ~くり、夜は楽しんで下せぇ、へへっ … 」


女の子 ふ~ん、これから何か楽しい事が始まるのかな …


このオジサンは『スンドン』さんなのね、変わった名前 …


「スンドンさん、助けて下さって有難うございます。ここで恩返しが出来るか分かりませんが、何かお手伝いする事があれば言って下さいね … 」


ペコリ …


「あ、ああ、そ、そうかい。そこのお頭の面倒を見てくれさえすりゃ、いいって事よ。早く行ってきな、お頭は気ぃ短ぇから … 」


「あ、はい、スンドンさん」


ペコリ …


男の子 ププッ、何でぇ、スンドン …


女に興味なさそうなお前ぇも『スンドンさん』なんて言われちゃ、どもっちまったりすんだな、面白ぇの …


「ほら、早く来いよ」


「あ、は~い」


パタ、パタ、パタ …


男の子 何か、いかにもどんくさそうな女だぜ、どこの国のモンだ …


泳げねぇとこ見ると、海のねぇ内陸のファン王国かイ王国辺りか …


どっちにしろ、男は知らなさそうだぜ、色気も素っ気もねぇし …


キキィ、バタン …


「ほら、タオル … 」


ポイッ …


「は、はい」


女の子あっ、院長様、ちゃんと洗濯してあるみたいで、お日様の匂いがします …


ウフフ、この人が自分で洗ったりするのかしら …


「ほれっ、その箱ん中の適当に着ろ」



男の子 その箱ん中にゃ、女を抱きに行く時に着る上等な服が入ってんだ …


ガチャガチャ、キキィ …


「わぁ~、宝石がたくさんありますねぇ、集めてるんですか?」


女の子 院長様、この人は変なアクセサリーをジャラジャラ付けてますけど …


それとは違う、王冠や指輪やブレスレットなんかが沢山あります …


これ宝箱なんですね、きっと …


「な、何か好きなモンがあったらやる。こん中から選べよ … 」


男の子『集めてるんですか』ってぇ、何か調子狂うなぁ、コイツ …


こんなモン見せたら、普通は女の方からスリ寄って来るモンだぜ …


「ええ~っ、だって宝箱に入ってるんだから、海賊さんの大事な物ですよね、頂けませんよ。自分の服が乾くまでシャツだけ、お借りしますね」


女の子 女の人が付けるようなアクセサリーばかりだから、プレゼント用なのかな、意外と優しい人なのかも …


「あ~、後ろ向いててやるから、早く着替えろよ。それと『海賊さん』はやめろ、俺はチャンだ … 」


男の子 や、やっぱり、この女は絶対ぇ変だ、おかしいぜぇ …


海賊船に乗せられても泣かねぇし、スンドンの面ぁ見ても驚かねぇし …


俺の事を『海賊さん』だって、気は確かかぁ、コイツ …


「あ、はい … お借りしますね … 」


女の子 は、恥ずかしいから部屋の端っこで着替えよ …


「あ~、お前ぇ、名前は … 」


「はい、コ・ミニョです … 」


男の子 そう名乗った女は、俺が見た事のねぇ小せぇ布を乳の回りにつけてる …


ジャマくせぇな、すぐにそのデケェ乳を触れねぇじゃねぇか …


「あ~、コ・ミニョ、このサラシを乳んとこに巻いとけ」


「えっ、チチって?」


「そのデケェ胸だよっ!」


「キャアァッ、見ないで下さいっ、チャンさんっ!」


「見てねぇよっ!」


男の子 バッチリ、見ちまったけど …


「嘘ですっ!」


女の子 な、何て人なの …


「いいから、乳に巻けって。お前ぇは船ん中じゃ、男で通すからよ」


男の子そんなデケェ乳をぶら下げてたら、すぐに女だってバレちまうだろ …


「えっ、あ、はい … 」


女の子 な、何でだろ、海賊さんの考えてる事なんて分からないけど …


「遅ぇよ、早くしやがれっ … 」


男の子 俺の女だって言やぁ、手下どもは指一本、触れる事ぁねぇ …


でもコイツが女だってぇ、スンドン以外には何故か知られたくなかった …


その方がコイツを側に、長く居させられるって、俺ぁ思っちまったんだ …


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