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~ 告白タイム、つづき ~
「3、2、1、はいっ、コ・ミニョさん、この中の男性の誰かの手を取りますか、それとも『ごめんなさい』してカップルにはならないですかぁ~」
そ、そんなに急かさないで下さい … 何て言えばいいのか、分からないし …
「あ、あの … ヨンファ先輩、ホンギ先輩、ごめんなさい … 私はまだ、先輩達の事をよく知りませんから … 」
「そうだな、ミニョ。すぐにとは言わないから、またteam Kのライブかコンパにおいでよ。俺の事も、ホンギの事もこれからよく知ってくれればいいから … 」
ヨンファ先輩 … 優しい人なんですね、大人っぽくて素敵です。
「そうだよ、ミニョ~。まだ1年なんだから、決まった彼氏なんて作ることないって。だから僕達とも遊んでよ」
ホンギ先輩は、八重歯が可愛くて憎めない人ですね … いつでも元気で明るくて癒されます。
「はい、スィーツは大好きなので今度、美味しい物を教えて下さい」
あっ、ヨンファ先輩もホンギ先輩も、元にいた場所に戻って行きました。『告白タイム』って、そういうルールなんですね …
後は、幼馴染みのドンジュン …
「ド、ドンジュン … 」
「ミニョ … 」
そんなふうに手を差し出さないで … 気持ちは嬉しいし、ドンジュンのおじさんやおばさんは大好きだけど、私達はずっと友達だったでしょう …
急に私と『結婚したい』だなんて言われても、ピンと来ない …
確かに子供達の為に歌いたいと思って、ファン大学の声楽科に入ったけど院長様は、もっと広い世界を見て来なさいって言ってくれました …
無理にシスターになる事はないから、他にやりたい事が出来たら思いきってやってみなさいって …
まだ、何にも見つかってないけど …
私の『初めて』には、全部付き合ってやると言ってくれた、チャン先輩の事を信じたいから …
「ドンジュン … 私 … あの … 」
ドスンッ …
「な、何をするんですか、チャン先輩 … フェアじゃないですね」
ええっ、チャン先輩 … 何ですか、いきなり …
院長様、ドンジュンが私の手に触れようとした時、怖い顔をしたチャン先輩が体当たりをしてドンジュンの大きな身体を倒しました …
どうしたんですか、チャン先輩 … 私は、ドンジュンを断ろうとしたのに …
チャン先輩の手を取る事が出来ないなら、誰とも『カップル』になんてなりません …
隣で睨んでいるヘイ先輩が、チャン先輩の恋人なのだとしても …
私は … イジワルで口が悪いのに、いつも私に優しくしてくれるチャン先輩が、好きになってしまったから …
「うるせぇなぁ、1年坊主。フェアもクソもあるか。コ・ミニョと1日、楽しくしてたのをジャマしやがったのは、そっちだろ。俺ぁ、忙しいんだ」
「チャン先輩、ミニョを振り回さないであげて下さい。遊び半分で貴方のような人と、気軽に付き合える性格ではないんです … 」
ドンジュン … 私は …
「フン、コ・ミニョの事ぁ、マジだって言ったらどうする、1年坊主 … 」
「信じられないですね。そこにいる女の先輩と随分、仲が良さそうじゃないですか … 」
チャン先輩とヘイ先輩の事を、ドンジュンは知ってるのかしら …
「フン、誰に聞いたんだか知らねぇけど俺ぁ、そこのユ・ヘイとは何にも関係ねぇ。親同士が知り合いなだけだ」
「チャンっ、また他の女にちょっかい出しているのねっ、いい加減にしてちょうだいっ … 」
「うるせぇよ、ヘイ … お前ぇこそ、コイツに何か吹き込みやがったら、女だからって容赦しねぇぞ」
うわぁ … チャン先輩が怒るとメチャクチャ怖い …
「チャン先輩、ヘイ先輩 … 」
ええっ … ヘイ先輩はチャン先輩の婚約者だって言ってたけど … どっちが本当なんですか …
「コ・ミニョ … お前ぇのピンチの時ぁ、必ず助けてやるって言ったろ」
チャン先輩 …
「ほれっ、走るぞっ!」
あっ、チャン先輩、そんなに強く、私の手を引っ張らないで下さい …
「で、でもっ … 皆さんが見てます」
「バ~カ、んなモン、関係ねぇよ」
ムギュウゥゥ …
タッ、タッ、タッ、タッ、タッ …
「おお~、イケメン3年生のチャンが、1年コ・ミニョさんを拐って行きましたぁ~、どこで何をするんでしょう~、さぁさぁ、告白タイムはまだまだ続きますよ~」
「「「「ウォ~~~ッ」」」」
「「「ヒュー、ヒュー」」」
な、何か … 後ろの方で、皆さんに冷やかされているような …
「チャン先輩、どこに行くんですか」
ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ …
もう結構、走りましたけど …
「お前ぇと、二人っきりになれる所に決まってんだろ … 確認してぇ事が山ほどあるからなぁ … 」
ええっ、『山ほど』って …
そのニヤリと笑った顔 … 何かを企んでるように見えます、チャン先輩 …


