畑入り | パーキンソン病と共にいきいき生活

パーキンソン病と共にいきいき生活

パーキンソン病共に。発症して30年近く。原因わからず10年近く寝たきりに。現在薬物療法にて。効用時を上手く利用。リハビリ自分の努力と家族の支えの中で。日々の暮らしに起きる出来事。大切に越えていく。人世をブログに。

ふいの夫の声かけが 
新たな私の 生を目覚めさせたよ。

「家の中でのリハビリは もうやりつくしたでしょ。季節も良くなる。外に出よう。」

思いもつかない 夫の思案。

市民農園のプレゼント。

四畳半程の長方形。

周りを見渡し 気がついた。

心のこもった作品達が あちらこちらで光ってる。

新たな 私の生を湧きたてたよ。

眩しく輝く日の下で。
土にしっかり 挨拶したよ。

夫頼りの 作業になるのは目に見えている。それも承知の プレゼント。

私も 答えていきましょ。

どんな子達が 生(産)まれてくれる。
どう 育てていきましょか。
どれだけの 実り子達を抱けるかな。

今から描く 収穫祭。

スコップと小さなクワを 手に手に取って。

土を掘り起こしては ならしてく。

ひとつふたつと 進みつつ。

ほどよい疲れを 身体に覚え。
額をつたう汗粒の 心地良さ。

自然に 笑顔が増している。

土の優しさ 勇ましさ。

パワーの源。
幾度となく 足の裏で確かめて。

その日出会った 先輩おじさん。
獲れたばかりの作品を「これ どうぞ。」と 譲り受け 心の繋ぎに じんときた。

今日はこれでおしまいに。
また来週のお楽しみ。