仏教書のベストセラーであるスッタニパータ。
日本では有名なお経ですね。
「スッタニパータ」
これは、「ブッダのことば」として
訳されている。
このスッタニパータは、
出家向けに書かれていて
我々在家には理解しがたい表現や
意味合いもあるのよね。
悟った者の心境なのか、
誰かに向けて説かれた言葉なのかの
区別もしにくいお経もあります。
そのスッタニパータのなかに
在家向けの
善い言葉が記された短いお経もあって
その一つを紹介するよ。
それが「慈経」
で、
「慈経」には、有名な言葉があって
それは、
「生きとし生けるものは、
幸福であれ。
安泰であれ。
安楽であれ。」
「生きとし生けるものが
幸せでありますように」
(↑まさに、慈悲の瞑想の一節よね)
また、
『慈経』の「15の善習慣」には、
謙虚さ、柔和さ、正直さ、誠実さ、素直さなど、
人として身につけるべき基本的な性質が
説かれているよ。
その
15の善習慣
というのが、こちら↓
1 能力があること
・身体のスキル
・心のスキル―四梵住
①慈(mettā:メッター)
②悲(karuṇā:カルナー)
③喜(muditā:ムディター)
④捨(upekkhā:ウペッカー)
※四梵住とは、四無量心(しむりょうしん)
とも言って
仏が4種の方面に心を限りなく配ることをいうよ。
つまりは、
(1) あらゆる人に深い友愛の心を限りなく配ること
(慈無量心)
(2) あらゆる人と苦しみをともにする同感の心を
限りなく起すこと (悲無量心)
(3) あらゆる人の喜びをみて、みずからも喜ぶ心を
限りなく起すこと (喜無量心)
(4) いずれにもかたよらない平静な心を限りなく
起すこと (捨無量心)
2 道徳的にまっすぐなこと
3 正直で誠実なこと
4 アドバイスされやすいこと
・善い人に心をひらく
5 心の柔和さのあること
・変化にたいする対応力
6 謙虚さのあること
7 足ることを知ること
・「ないもの探し」をやめる
・充実感をベースにした生き方
8 シンプルで養いやすいこと
・おおらかな心で
9 忙しくしすぎないこと
・頭のなかもシンプルに
10 簡素な生活であること
・執着せず、軽やかに
11 感覚器官を落ち着かせること
12 賢明さのあること
13 高ぶらないこと
14 在家に執着しないこと
15 智慧ある人が批判する
どんな小さな悪事もしないこと
おぉっ、、、
まさに
ブッダ(°▽°)
このなかのひとつでも
実践できていったら
最高だね✨
では。
いつも、ありがとう^^
@Rico
幸せは自分のために
世界が平和であるために