病院の帰り道、


寄ってみた築地教会。ここ、外国人居留地に建てられた東京で最初のカトリック教会である。


当時はゴシック様式の立派な建物だったそうですが 関東大震災で倒壊、昭和2年に再建されたそう。

戦災を免れひっそりとたっています。

パリのマドレーヌ寺院を模した、書いてあり

なるほど!

規模は全くちがうけれど、

パリでみたギリシャ風のあの巨大な教会は印象的でしたから。


お借りした、パリマドレーヌ寺院の写真↓




百合とバラは漆喰の細工だそうです。


築地教会150周年とありますが、


150周年 今年あちこちで聞きます。

青山学院、立教学院。大々的なお祝いの年です。

他にもあるかもしれませんね。




落ち着いた、懐かしい雰囲気。祈りの場に相応しい。静かです。


ステンドグラスには、麦、百合、一番上のなんとも美しい色合いはぶどうの葉?近視の私がよく見ると、その下には🍇がちゃんとありました。

本当に美しいステンドグラスだと思います。


昔ながらのひざまづき台があり、

やはり久しぶりにこの感じ、、祈るにはやはりひざまづくのが自然だと実感しました。


守護聖人は、聖ヨセフ

神の言葉を受け入れたとはいえ、

身籠ったマリアを黙って受け入れ 身を呈して妻と子(イエス)を守り育てた。市井の大工でした。


来るたびに見てしまう小さなコーナー


最初は絵だったが、損傷が激しくなり金属で作られた 踏み絵。


震災でもなんとか残った、聖ペトロ像。


最初の教会が立てられた時、フランスから寄贈された鐘。戦時中も金属の供出を免れたそう。よかった。

姉妹の鐘は、目白のカテドラル教会でも見られます。


門をでると、この碑があります。今は九段にある暁星学園もこの居留地で生まれたのですね。


築地外国人居留地は、

横浜や神戸と違い、商館ではなく、外国公使館、領事館が多く、海外からの医師、宣教師、教師などの知識人が多く居留して教会や学校を開き教育をしていたと説明書きがありました。


こちら側の築地は歴史を感じる静かな場所です。