一松人形



娘が誕生した時に、夫の両親から贈られたものです。


我が家では、お雛様を出す時に一緒に飾るので、時を経ても新品同様です。


何故一松人形って言うのか。お着物にもどこにも 一松模様があるわけでもない。


調べてみると、


そもそも、女の子の着せ替え人形や お裁縫の練習に使ったりしたものらしいのですが、


江戸時代の歌舞伎俳優に顔がにていて、その名が一松だったとか、当時のこどもの名前に一松が多かったとか


よく分からないようです。


艶やかで可愛いらしいと最近思えるようになりました。(ごめん)


春くらい、納戸の奥から出してあげないと可哀想ですものね。

義父は昨年逝き、義母も施設におり、コロナ禍でなかなか会えません。

娘の誕生に用意してくれたお人形。

その気持ちを大切にしたいと思う春です。