クリスマスマーケットの旅の記録です。
南ドイツは過去2回ほど行ったことがあるので、
今回は オランダ、ベルギーに周ること、ケルン大聖堂に行けること、などで決めた旅。

素晴らしい教会に行けたこと、美術館に行けたことなどが、私の中では予想外に良かった事でした。


2日目は、ケルンのホテルから、ドイツ西部の国境近くのアーヘンという街へ。
クリスマスマーケット入り口にある、巨大なお人形のような物は、プリンテンというこの街のクリスマスのお菓子のオブジェ。これを買う気満々できました。
アーヘンという街は 
世界史で学んだ(名前だけ覚えてる、)カール大帝が愛し没した街。ローマ時代から温泉地として栄えたそう。
フランク王国のカール大帝が住んだ街ですから、歴史的にも重要な場所だったのでしょう。

美しいアーヘン大聖堂が見えてきました。



近づくと、すごい迫力です。


こちらは市庁舎。朝陽を浴びて美しすぎる。プリンテンがいますね。


こちらから入ります。11時から開くという事でしたが、50分くらいには開けてくれました。


世界遺産の第一号の一つと聞いてはいましたが、
入った途端に、素晴らしさがわかりました。外からみたら、ロマネスク様式とゴシックかなとおもいましたが、中にはいると「ビザンチンだ!」と思わず夫に言っていました。
786年に国王カール大帝が建て始めたそうですが、
日本で言えば、奈良時代。奈良の大仏も素晴らしいといえば素晴らしいけど

財力の違いを見せつけられます。
どこをみても細部まで美しくて、キリがないのです。
素晴らしいモザイク。


マリア様の衣装がこの聖堂にピッタリ。

カール大帝が埋葬されていること、

1531年まで600年間神聖ローマ帝国の皇帝の戴冠式が行われていることもあり、巡礼者がどんどんふえ、

1355年から60年かけてこの礼拝堂を作ったそう。ガラスの礼拝堂と呼ばれ、1000平方メートルもあると言う。金の聖櫃もみえます。


パリのサントシャペルを彷彿とさせるくらいステンドグラスが素晴らしかった。


広い聖堂内は飽きることがありません。

やはり最期には、マリア様にキャンドルを灯し、ここに来させて頂いたことに感謝しました。