コロンボをたって キャンディへ バスはひたはしります。バス


さあ、いよいよ スリランカの旅がはじまりました。


キャンディは スリランカの古都です。また 紅茶好きなら セイロンのキャンディといえばなかなか日本でも 人気のあるお茶です。


キャンディは 標高300メートルくらいにあり コロンボに比べると朝晩が涼しくて 過ごしやすい土地だそうです。汗涙の形をして インドの下に位置するスリランカ。

北のインドからの侵略者から逃れて どんどん南下して ようやく落ち着いたシンハラ王朝の最後の土地なのだそうです。

15世紀になって やっとおちついたキャンディの土地に まもなく 今度ははるばるヨーロッパからの侵略者が。


ポルトガル、オランダに そして 最後はイギリス が王朝を滅ぼしたのです。1815年、2000年も続いた シンハラ王朝は終りをつげました。



キャンディの郊外 ピンナワラ の 象の孤児園 に いきました。

だんだん 暗くなってきて 雨雨がぽつり、ぽつり、・・・

あっという間に バケツをひっくり返したような 雨。 とても バスから降りられる状態ではない。

「この川でいつもなら 象が 水浴びをする時間なのですが・・」と、 氾濫しそうな きったない川を横目に 橋を渡る。


バスが止まった。どうやら 入り口近いのでしょうか。  もう 象なんて どうでもいいうや・・とおもっていたら


うおー叫び



目の前を 象が何十頭も あるいていくではないか。


うわー すごい迫力。脱力感溢れていた車内が 急に色めきたって みな カメラを構え始めた。


窓際の私は 果敢にも  大切なカメラを 豪雨の中に差出し シャッターを切った。あわてるから ナンダカっていう 間抜けな写真ですが、すごい迫力だったんだからね。

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象の行進が終わると 私たちも雨の中をバスからおりて 孤児園に入園。私たち以外にも 観光客がいるではないか。びっくりだわ。

ここは 地元の人にも人気のスポットだそうだ。さすがに こんな日は 外国人ばかり。 




売店で まず 20人がトイレを借り、お土産などを物色していたら あらあら 雨がやんできたではないの。くもり



ぞろぞろと 奥へと進むと  これは 目の見えない象さんです。もう おじいさんらしい。


この横の叔父さんは 最近 NHK のBSの番組の出られたそうです。 

その説明をきいたとたん 皆が写真を撮りはじめ おじちゃま、すっかり ご機嫌でした。

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ジャングルで 親をなくしたり、はぐれてしまった子象を引き取って 保護し、 最後には 寺院や 象使いにひきとられていくそうです。


ここでは お仕事をさせていました。トレーニングなのかしら。


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係りの人に呼ばれると 素直に そちらにいく 可愛い象さん。


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まあ かわいい象たちに癒されて 再びバスにのりこみました。






四角い形をした 山、はるか向こうに バイブルロック が見えます。 有名な山らしく 展望台のようになった ところで めずらしく バスを止めてくれました。



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と、 路肩では ぬかりなく 露店が 軒を並べています。



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これはね とうもろこしをゆでているのです。

団長さんの Iさんが 「とうもろこし たべたい?」と聞いてくれて、「これくらいなら オレでもかえるんだよ」と 太っ腹で 人数分ご購入です。


車内で「 まあ火がとおってるからだいじょうぶよね。」などと ちょっと心配ふうなことをいいながら、皆でいただきました。日本のより もちもちして なかなか 濃厚なとうもろこしでした。おいしかった。



そんなこんなで キャンディ市内に入った。もう 暗いのに キャンディアンダンスという古典舞踊を見た。

それより、その会場の前で その腕はどっから回しそこにあるの? という 超気持ち悪いパフォーマンスをして お金を 貰いたいらしい人がいてびっくり。

すごいな スリランカ。


 また 超観光の目玉らいし 仏歯寺をみてしまうことにした。

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ライトアップした 仏歯寺。よくわからないけど 大きいんですよ。

つまり 三種の神器みたいに シンハラ王朝は 「仏の歯」を その 王権の象徴として 2000年も持ち続けて 逃げていたらしい。


A先生は「ホンマかいな」と 小さな声でもわかりやすくいった。


今でも 塔に 保管されてるらしい。「ほんまかいな」

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なんと この 部屋に入って、ボディーチェックまでされた。それが すごい 触り方で みな びっくりしていた。

この5月まで 内戦状態だったからね。でも びっくりよ。お寺に入るのにこんな 警備されるとは。靴はぬがされて 裸足です。


カメラもお金をはらわなければ 内部はとれません。というわけで 内部の写真はなし。


ものすごい人。欧米の観光客と、 ちょうど お祈りの時間らしく 白い装束を着た地元の人たちが 熱心に祈っていた。白いサリーの人たちは美しかった。
あちらのお祈りは 太鼓の音はうるさくて、ちょっと かなわないなと思いました。



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ようやく ホテルにたどり着くと また真っ暗。


この日は 団長の I さんの お誕生日、しかも 還暦ということで シャンペンと バースデイケーキをサプライズして 楽しい夕べとなりました。


お疲れさまー・満月