Orchard House を堪能したあと、隣にあるWayside邸(ここも オルコット家が3年ほどすんでいた) によったら Close.
諦めて コンコードのみどころ 橋をみにいくことにした。さっきすれ違った犬の散歩おばあさんだ。
この人を逃しては もう 徒歩の人なんかにあわないと思って声を掛けてみた。
「すみません、橋は 遠いですか? 」
「そうねえ、30分はかかるかな。」と気の毒そうに、でも「橋は 綺麗だからぜった行ったほうがいいわよ」といわれた。
「あなた Waysideにいったでしょう。」
「はい、でもしまってて。いつも閉まっているのですか?」
「週に2,3日は あけるかしら。でも 経費節約でね」ですって。
「どこか おいしいレストランはありますか」
「うーん。 あ、高いけど テラスのある レストランは きもちがいいわよ」と おしえてくれた。
ま よくわかんないけど 「ありがとう」と お別れした。
ひたすら 歩いて、歩いて 途中にコンコード博物館もあって寄ってみた。
サミュエル・アダムス (ビールじゃないぞー)の部屋が 再現されてたり、 歴代大統領のディナーセットのお皿やカップが展示されていたりと 博物館らしからぬ 面白さであった。
そして また近くに エマーソンの家があったりして。皆さん、車を止めて写真をとって また行ってしまう。
生まれて初めて ヒッチハイクしたかった。「あのー 橋にいくなら のせてってー」
ここも 今日は休館。不景気ですもの。毎日なんか 開館できませんわよね。
エマーソンは 1803年 コンコードに代々牧師の家にうまれた。14歳でハーバード大学に入学、神学を学んだが 結局は牧師を辞めて オルコットの父らと「超越主義」を唱え アメリカ文学界に改革を与えた人、だそうです。
私は全く知らないけど 超有名な人らしいので 知らない人は覚えておこう。
またまた歩いて歩いて、Old North Bridge
いやはや 本当にうつくしい。
この橋は 1775年、4月19日、イギリス兵100名、アメリカ農民兵400名が衝突した場所。
Shot heard round the world
(全世界に響きわたった発砲) という有名な言葉の発祥地で、これがきっかけで 独立戦争が始まったそうです。
橋から コンコード川を見ると・・・・・
夢のように美しくて ボーっとしてしまった。 ・・・疲労もあったけど。
ミニッツマン(農民兵)の像。
これは 英国兵の慰霊碑。わざわざはるばる海をわたってきて 死んでいった若者達もお気の毒です。
ひだりは ミニッッツマン(植民地兵)、右は 英国兵 の扮装をしている おじ様たち。
観光客が いろいろ質問していました。
美しい自然を満喫して・・・・
空腹と のどの渇きで 朦朧としてきた私。
レストランのある辺りまで 戻るぞー。