akikoのブログ


久々に演奏会にいってきました。

演目は モーツアルトの ハ短調ミサ曲、 そして レクイエム、すばらしい 演奏でした。


音楽は アコースティック、 楽器と歌、といえば  歌が好きです。モーツアルトは やはり いいですよね。


人によって 心にヒットしてくるものは さまざま違うでしょうが、私は合唱曲が最高に好きです。


高校生のとき ミサで歌われる合唱をきいて 絶対 宗教曲を歌いたいと思った。そして 大学で オラトリオを歌うクラブに入った。そのとき指導してくださった 奥田耕天先生から 多くのことを学びました。


 宗教指導者でありまた 音楽家であった先生は 「歌うことは 祈ること」 いつもおっしゃっていた。


好きな歌を歌って祈ることになるから こりゃいいなと思った。

今は その 意味が よくわかります。


ミサ曲は ミサの祈りそのものが 歌詞ですから、一度覚えてしまえば どのミサ曲もレクイエムも だいたい同じですから 外国語のわりには毎回 歌詞を覚える苦労は 軽減します。



でも 日本人が 西洋の楽曲に取り組むのは なんの分野でも同じでしょうが、 文化、宗教観の違いがあります。

これに 興味がなければ また 理解しようとしなければ 音楽はきっと 深まらないんでしょうね。


学生時代に学んだことが いまさらのように 有難く感じた ひと時でした。