今日から 東京都庭園美術館で エルミタージュ美術館所蔵 「エカテリーナ2世の四大ディナーセット」 展が始まりました。

その 記念講演会が ロシア大使館でありました。以前申し込んであったのを忘れていた頃入場券が届き音譜

楽しみにしていました。

いつも ものものしく警備されている あのくらーい感じのロシア大使館です。今日もやはり 装甲車が止まっていて やはり 他の国の大使館とは 雰囲気がちがうのですが、中に入ってみると・・・


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ホールへ向かう階段のすばらしい ステンドグラス。というには すごい厚さのガラスでした。

すばらしいでしょう。

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シャンデリアがすばらしいこのホールで講演会は始まりました。



中央正面には 金属の彫刻。エッチングみたいな? (なにしろ 美術には疎い私)、街の絵です。

どこかなあ。



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これは 予想通り、モスクワの絵でした。教会や クレムリンなど、細かくかかれた地図みたい。


エルミタージュ美術館の副館長が最初の一時間、エルミタージュ美術館の建物自体、と 所蔵の美術品についてスライドを見せてくださりながら、お話。

通訳の方が、ロシア人なので 通訳してくださる日本語が 日本語に聞こえず、大変でした。が、こちらの耳もだんだん慣れてきて、まあ なんとか ついていきました。

そのあと、西欧装飾美術部長の方が 今回の ディナーセットについて。これは おもしろかったなあ。ニコニコ

なにしろ 本国の美術館にいっても 今回のものは 何かのイベントでもない限り見られないそうですよ。これは 見る価値あり。皆さん、行こうでは ありませんか走る人


西洋の珍しい窯の ディナーウエアが見られる チャンスといってました。

エカテリーナ2世はドイツの貴族の娘で ロシア皇太子と結婚、ついには 夫が失脚したのち、自分が女帝となる、とんでもない 実力派でした。あら、びっくり。目


今回のこの展覧会の目的は2つあるそうです。

① 18世紀のヨーロッパの優れた磁器をお見せすること。

② ロシアの歴史、18世紀の ロシアと ドイツ、フランス、イギリスとの関係をしっていただきたい


と おっしゃっていました。




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ロシア大使館のお庭を垣間見ました。結構ひろいなあ。桜も 少し 残っている。桜

写真撮影は 意外にOK.

あの ステンドグラスと 正面の彫刻は セレテリーという方の作品だそうです。

例の 通訳の方にきいたところ、モスクワ芸術アカデミーの総裁で まだ ご存命だそうです。

きゃあ 良いもの見たぞ。ふふん、なんか得した気分。えっ


早く 庭園美術館いきたいなあ。