akikoのブログ

世の中がやっと平常モードになりましたね。お天気も東京はずっと良いです。


年賀状、たくさん頂きました。昨年は喪中で、お年賀状を頂くワクワク感の無いお正月でしたから 嬉しさもひとしおです。書くのは 正直 「暮れの忙しい時期になんで・・・」と心中ブーたれてたりするのですが、やはり 貰ってみるのは嬉しいものです。

ソノ中に「昨年、テレビにでてませんでした?」と 書き添えられているものが。

あー、やっぱり見てた人いるんだ。

さすが、全国ネット、ワイドショーの底力をみた出来事ではありました。


去年のバレンタインデー直前、デンマーク王室お抱えデザートシェフのヘイバーグ氏が来日した際、チョコレートケーキの作り方を教えてくださるというコーナーで アシスタントをする羽目に陥ってしまったのです。

本来、ワイドショーの女子アナがきてアシスタントをするはずでしたが、ドタキャン、慌てて 社長Mさんのパン教室の生徒さんにお願いすることになりました。が なかなか撮影の準備ができず そのかたも これ以上は待てないと最後には帰られてしまったのです。

慌てた社長たちは もうこうなったらエイ、誰でもよいとばかりに、いきなり 私でよいから出ろということになったようでした。

ただ、制服は駄目、私服でと。その日は真冬にもかかわらず、制服の下に着やすいノースリーブだったわたし。

慌てて セーター、エプロンしてしまえばわからないと、社長のジーンズまでかりてしまいました。

私だって テレビに少しでも映ってしまうという この最悪の状況を知っていたら、美容院にもいきたかった、せめてお化粧直しくらい、(口紅だけ 大慌てでぬったことだけはおぼえてますが)、一張羅だって着てきたわい。


そんなこんなで、周りには”かん口令”をしいていましたから 誰も知らないうちに無事放映されたのでした。

が、知人にあうと 「あなた この前テレビでてなかった?」と、尋ねられるのです。

皆さん お忙しい主婦ですから じっくり見てる人は少ないでしょうが、 チョコレートケーキの作り方を伝授するコーナー、でしたから 結構目をとめてくれたみたいでした。


ヘイバーグ氏から伺ったチョコレートを 溶かすときのこつ。

「赤ちゃんを扱うように優しく、丁寧に。」


彼の溶かしたチョコレートが鏡のように美しかったのを真近にみられたのは  私の大切な思い出です。