自粛中、カレーを作るお仕事をしていました。
人気カレー店「サンラサー」のお手伝いです。
PHOTO by はぴい
当然ながら
かつてのように自由に外出できない2ヶ月が続き
在宅のありがたさも感じつつ、
zoomなどの普及にもあやかりつつ
それでも、じわりじわりと人に会えないことが
負担になっていたように思います。
そんな中、カレー製造のお声がけをもらって
心の換気になったのは間違いありませんでした。
美味しいものを作る一端を担える嬉しさ
人と顔を合わせて繋がれる嬉しさ
たとえ距離を保ち、マスク越しだったとしても。
手前がサンラサー店主、有澤まりこちゃん
真ん中がラボのオーナー／Spice Village店主の後藤よしおくん
お二人とは、お師匠さま同門の繋がり、まりこちゃんとはペイズリーの講師仲間でもあります。
製造許可を取った広いキッチンラボにて
三密を避けながら
黙々とカレーを作ったり、密閉する段取りをしたり
ひたすら手を動かして
美味しいものを作っていく。
終日で、200食以上生産します。
参加したのは10日に一回ペースくらいですが
今になって、あの時間をもらえて本気でよかったな、と思うのです。
自宅に篭って重くなっていた気持ちに
風穴が開くような時間だった。
ありがとう。。。。。
お仕事行けて、何より助かったのは私の気持ちでした。
余談ですが、毎回すごいことの一つに
賄いのランチタイムがあるんですけど
いろんな意味で豪華。
ある日のメニューは、
後藤くんのララマトン
まりこちゃんのバイマックルーキーマ
カレー2種類をメインに
今帰仁あぐー、氷室豚のソテー、岩塩で
来客版ダール
フレッシュなヤングコーンを使ったポリヤル
私の作ったビーツオムレツ（お師匠さま新刊薫るスパイスレシピより）
大根サラダ
ターメリックライス
賄い。
最高。
スパイス使いって、文脈があるんです。
私がやってるインドの薬膳、アーユルヴェーダにも通じてるし
いわゆる同じ釜の飯を食った、ならぬ
同じ釜のカレーを食った仲間であるお二人とは
「今日は来客あるから豪華にしよう」って言えば
自然とこう言うことだよねと、おもてなし具材が仕上げに入るスタイルになるし
シンプルなおかずの味付けやスパイス使いこそ納得して食べてる
「野菜美味しいね」「こういうスパイス使いで来るか！」と唸りあったりします。
ブランド豚を焼くから塩持ってきてよとアサインされたので、選べる岩塩セットを持参したり。
たとえですが同じカレー職人同士でも
こうはいかないもので
これこそ、同門ならでは
兄弟弟子ならではだなあと
気持ちも一緒に噛み締めるのでした。
お師匠様からもらったものは計り知れないです。
毎回撮る通称「カレー曼陀羅」
マスクしてるけど
笑ってるのがお互いわかる時間。笑顔で作ったカレーは美味しいに決まってるんだよ
この日は来訪者あり、カレーライターのはぴい氏。
御用事は、スパイスヴィレッジの後藤くんの雑誌取材です。
左が後藤くん、右がはぴいさん。
はぴいさん、非常に穏やか＆ご機嫌な方。
カレーとカレーを作る人に、とても敬意を持って接してくださいます。
賄いランチタイムは私も楽しくお話させてもらいました。
ラボで仕上げたカレーは
通販で買えるカレーになります。
こんな感じよ。
自粛中にテイクアウト業務を開いたお店は多かったけど
いち早く通販を始めたお二人はすごかった。
6月に入ったし今日あたりから、レストランやフードトラックの営業も始めたようですが
通販はこれからも続けるそうです。
はっきり言って人気です。
売り切れ多いです。
入荷したそばから売れるのこわいくらいです。
一応、買える先のリンク貼ってみます、買えたらラッキーです。
サンラサー通販サイト
通販カレー入荷のお知らせ、おすすめはTwitterのフォローです
https://twitter.com/MarikoLila
Spice Village通販サイト
https://spice-village.stores.jp
通販カレー入荷のお知らせ、おすすめはTwitterのフォローです
https://twitter.com/SpiceVillage510
双方のサイトで双方の看板カレーを売ってます。
入荷のタイミングが違うので、お二人をフォローが吉。
2店舗を相がけカレーにすると大吉。
ちなみにスパイスヴィレッジでは、写真の通りステッカー付らしいよ！
緊急事態宣言は明けましたが
私、チームサンラサーとして、カレー作りのお手伝いは続けます。
長いブログ、読んでくれてありがとう。
私も自分のお仕事、つくり出していこう！
akiko_takase
高瀬媛子