東京での楽日近く、東京芸術劇場プレイハウスにて
ミュージカル『100万回生きたねこ』を観てきました。


きっと知っている方も多いと思う、
佐野洋子さんの有名な絵本を原作にした舞台作品
いろんな人間に飼われ、死んできた猫が
100万回生まれかわったのちに白い猫と出会う、あのお話

会場は満席、立ち見のお客さんも多数いて人気が伺えます



冒頭の舞台美術から、ちょっと驚きました。
あの世界観をこんな風に表現するのかと。

ふしぎなおとぎ話の世界に引き込まれたよう

振付と、歌と、背景となるものたちと、どれをとっても
繊細なかわいらしさでつくられています

大切なことを丁寧に描いて、やさしいやさしいお話でした


猫に扮した森山未來さん。
いろんなダンスの要素を含んだコミカルな動き
優雅で雄々しいトラ猫、見事に演じていました
ほんとになんでもできるのね!





ミュージカル『100万回生きたねこ』HP
http://hpot.jp/100man_cat/

原作:佐野洋子(「100万回生きたねこ」講談社刊)
演出・振付・美術:インバル・ピント、アブシャロム・ポラック

出演:森山未來、満島ひかり、
   田口浩正、今井朋彦、石井正則、大貫勇輔
   銀粉蝶、藤木孝

   水野栄治、柳本雅寛、江戸川卍丸、皆川まゆむ
   森下真樹、清家悠圭、鈴木美奈子、三東瑠璃

脚本:糸井幸之介、戌井昭人、中屋敷法仁
音楽:ロケット・マツ、阿部海太郎

照明:小川幾雄
音響:松木哲志
稽古ピアノ:中條純子

通訳:角田美知代
演出補:中屋敷法仁
演出助手:西 祐子
舞台監督:足立充章

東京芸術劇場 芸術監督:野田秀樹






原作、また読みたくなるね

100万回生きたねこ (佐野洋子の絵本 (1))/講談社




東京公演は終了しましたが、
これから大阪、北九州、広島と舞台は続きます

繊細なクリエーションを観ると、どこか癒される
たまに、必要なんだなー


高瀬媛子