センスを感じる料理 | 奥田晃子オフィシャルブログ Powered by Ameba

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こんばんは
あきちゃんです
この写真のピタピタニット帽はACNE STUDIOです



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昨日は、ピリッとしびれる出会いがありました
まだまだ人生楽しくなるなぁ~
会うべき人には、会うべきタイミングで出会えるようになってきた
引き寄せる力はつけておきたい
そして、今は黙って勉強…



さて、題名にもあったこと
私は、料理はその人のセンスそのものだと思ってしまいます
だから、好きな人に料理を作る時はとても緊張する
味、盛り付け方、器のセレクト、今まで生きてきた感性とバランスが、ひとつの料理に詰め込まれる
私にとって料理は自分の分身なわけです

もちろん、そこまで気にしない人もいると思う
センスをどこで感じるかは、人それぞれです


先日料理を作った時に(肉味噌茄子どんぶり)ご飯をよそい過ぎたけど、ま いっか!と思って具を乗せたら、大盛りすぎるどんぶりになりました
見た目が最悪です
すると、味は美味しいけど、なかなかお箸が進まない
器もいい、味もいい、でもその料理は失格でした


人の欲望であったり、満足感であったりは、バランスが整ってやっと満たされるものなんだなと思いました
100点、100点、40点
より
80点、80点、80点
の方が、満足するんだなあ



前も紹介しましたが、京都にプチメックというとても人気のパン屋さんがあります

この間Premium(雑誌)を読んでいた時に新店舗オープンでインタビューがあったんですが、そこに書いてあった言葉を思い出しました

僕のやっていることは、職人としてどうなの?といわれるかもしれない。でも今は職人である前に経営者。パンの出来は80点でいい。

というような内容
100点を目指せば誰かが倒れる、とも書いてあった

パン屋だからパンは100点を目指さなきゃダメじゃないの?と思うけど、店舗の雰囲気やコンセプト、商品の見た目から並べ方まで、総合評価されて満足感が生まれる


つまり、センスがいいなと感じるのは、一つのものを生み出す時に、いろんな要素のバランスを整えるのが上手いな、ってことではないかと思う



整ったバランスを自然に作り出すのはとても難しいことです
いろんなものを、たくさんの視点から、見ていなきゃできない
人が気づかないようなところにも、注目しないといけない
そして、自分のイメージに身体が柔軟に対応出来ないといけない


どんな料理に今まで出会ってきたか、美味しい!美しい!と思う料理に出会った時に、どれだけその情報を自分にインプットしているか、だと思います
これは実は、生きていくうえでとても大事なことだと思っていて…たかが料理だと思うかもしれませんが

いつもと違う何かを見つけることは、自分の中で小さな革命を起こすことだと思うのです
当たり前になっている自分の中の情報を、こんな工夫があるともっと良くなる!と付け加えたり、書き換えたりすることができると、どんどん自分がいいと思うものを当たり前にすることができます

そうやって、効率よく自分を理想に近づける
これが上手な人が、私にとってセンスがいいな、と思う人です
料理だけじゃなく、運動も、服の選び方も、部屋の配置も、勉強の仕方も、全部に通ずる概念かなと





昔から、胃袋をつかまれた!なんて表現があるけど、それはあながち間違いではないと思います
気になる人ができたら、料理を作ってもらうといいね



それではまたね

おしまいうお座





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