チームラボ! | 奥田晃子オフィシャルブログ Powered by Ameba

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お久しぶりです、アキコデス。
嬉しいことが立て続けにあって、バタバタしてました(*´o`*)
忙しいことは幸せですね!


さて、久しぶりにヤバいものに出会いまして。笑
せっかくなので興奮を文章にしました。
ガキの戯言なので、スルーしていただいて全然結構です(≧∇≦)

個人のFacebookで書いた文章そのままです。
ただ、シェアすることで何か違った角度からの意見とか、共感とか反論とか、そういうのが得られればさらにいいかなと思って書かせていただきます!

以下、長いです。




高校時代から、人には言えないようなアホみたいな発想とか考えとか、そういうのをバンバン共有できたのがゆり。そんなゆりちゃんと会うのは久しぶりだったから嬉しかった!

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ゆりが今佐賀県で催されている「チームラボと佐賀 巡る!巡り巡って巡る展」にどうしても行きたいとずっと言ってて。正直チームラボの名前すら知らなかったし、美術館に行く前にアナザースカイみて予習したくらいだったんだけど、キャナルシティ博多のブラウン管いっぱいの壁とか、今年の冬のクリスマスツリーとか、チームラボが手掛けたものだと知って俄然興味がわいた!!大好きだったんだもん!!この人たちだったんだ!


私は医学部に通っているし、医師を目指している。医師は病気を発見する・特定する→治す、という使命があるわけだし、病気と向かい合うというのが大前提なわけだけど、私が考えて考えて考えて、最終的にたどり着くのは、病気と向き合っている患者さんとか、退院した後の患者さんとか。病気のメカニズムとかそういうのにももちろん興味はあるんだけど、やっぱり病気と一番近くで向き合うのは患者さん本人なわけで、最終的には患者さんがどうすればより未来を明るくとらえられるか、心の重荷を少しでも減らせるのか、というところなのです。

私は中学時代三年間を中国で過ごして、SARSの恐ろしさを身を持って体験しました。そんな時に、自分が感染するかもしれないリスクを背負いながら診察をする医師という職業が、すごくすごく輝いて見えて。もちろん命を懸けないとできない仕事はあるけれど・・・その中でも医師という職業に憧れたんですね。。それ以来ずっと私の夢は医師になることです。

高校に入って、日野原重明先生の本に出合って、「医師になる」ということはもちろんだけど、どんな医師になるのかを考え始めた。そんなときに、一番初めに浮かんだのが「元気になってもらえる医師」でした。まあ、表現的には超ダサいし(笑)当たり前すぎなんですが。病院が元気になる場所であるためには、というのを今でもすごく考えます。というのも、やっぱり生きたい!明日を楽しみにしたい!と思ってもらえないと、治る病気も治らないと思うんです。病は気からという言葉もありますけど。で、いろいろ考えました。一番初めに考えたのは、入院。ずーーーーーーっとベットの上で、絶対つまんないし、退屈だし。寝てばっかりじゃ、元気も出ないだろうなーと。で、考えたのが、天井に水槽を埋め込んで魚を泳がせたい!!という(笑)まあまず、医院長にならないと無理なわけなので現実離れしたガキの想像ですが。とりあえず天井に何かしたかったんです。だって一番見てるだろうから。あと、天井を額縁にして絵とかを飾れたり。子どもが書いてくれた絵とか、大切な人の写真とか、貼れたらいいのになーと。でも今なら可能な気がしてきました。そう思わせてくれたのが、今回のチームラボの展示。

視覚的に、聴覚的に、感覚的に、五感をフルに使わすように感性を刺激することで、生命力だったり回復力だったりそういうに何らかの作用があるというのを身をもって体感しました。本当に、すごいの一言。ハンパねえです。面白すぎる。
今なんて液晶がどんどん薄くなってるんだし、天井に埋め込めば水族館だって自分の好きな魚をタブレットで選択すれば泳がせることができたり!大好きな人との写真だって一つの作品みたいに上映できたり!子供が書いてくれた手紙とか似顔絵とか、スキャンしてすぐに飾れたり!写真じゃなくてもライブチャットで、顔が見れたり!こんなの今や簡単なことだし、もっともっとアイディアは出てくると思う。退院後も、タブレット端末で体調経過を記録するの。自分に似たキャラクターがいて、体重計とか体温計とか全部リンクしてて、はかったらその変化が全部キャラクターに出る。太ったり痩せたりとか。で、食後のお薬とかも、その子に薬をドラックして飲ませてあげると、今日はこの薬を飲みましたって記録になって、それはかかりつけ医の人がいつでも見ることができる・・・とか、もう妄想し始めたら止まらないわけです。とにかく、患者さんに元気になってもらえる医師になりたいんです。

大学入試の時も、こんなことをキラキラしながら面接官の方に話したのを覚えているし、(確か待ち時間が長くて診察時間が短いという現実があるけどどうする?というような質問)本当によく受かったなと思います(笑)ただ、医者への憧れとガキのような発想だけは誰にも負けてなかった気がします。


今回のチームラボの作品展は、佐賀県の4か所で行われています。今回私が行ったのは佐賀県立美術館ですが、他にも佐賀県立宇宙科学館・佐賀県立九州陶磁文化館・佐賀県立名護屋城博物館で開催されています。もう、お近くならぜひ!遠い方もぜひぜひ!行ってほしいと思います。とりあえず、作品を前にしてゆりと会話したフレーズは「やばい」「ハンパない」だけです。(笑)この興奮をとりあえず伝えたくて、猪子さん(チームラボCEO)にメッセージをしました。作品はすべてチームラボという団体作品ですが、誰に送ればいいかわからなかったので。。。
でも、憧れの人や手の届かない人や一生会えない人にでも、こうやって一方通行かもしれないけど思いを伝えることができる社会です。本当にすばらしいし嬉しい!
大好きなドラマ、リッチマンプアウーマンで日向徹の「ITの裏には、常に人がいるし、大切な人への気持ちがある」という感じの大好きなセリフがあるんですが、本当にその通りだし、芸術もまた、誰かに何かを伝えたくてあるものなんだなあと。

大学入ってからいろんな感情を経験して、また違った角度から医療を見ることができるようになった気がします。振り返るといつも、昨日の自分は甘ちゃんだし。常に明日の自分が昨日の自分を馬鹿にできるくらい、どんどん吸収したり経験したいものだ!!と思います。自分を信じすぎない、というのも、大切だと思います、本当に。自分成長したー!とか思っても、周りの人たちのいいところを発見するたびにやっぱり自分乙!とか思うことなんて最近は日常ですもん。

久しぶりに、ぐわんぐわんに心を揺さぶられて、心がリセットされた感じです。誘ってくれたゆりに感謝。4月から実習が始まるし、なんか新しいことしたいなー。とりあえず最近もう一度英語を勉強しているのですが、まあ忘れてる忘れてる。記憶力のピークは18歳くらいらしいから、もう余裕で過ぎてるけど、それなりに頑張ろう!!!



ここまで読んでくださった方ありがとうございます!
四月からは実習で、このブログも毎日更新することは難しいと思います。何しろネタがないので…(*_*)お弁当くらいは頑張ろうと思います。笑

vivigirlという立場をいただいているのに、申し訳ないです。
ただ、せっかくこうやってたくさんの方に見ていただける場所なので、何かしら発信していけたらいいなと思います(o^^o)!

よろしくお願い致します。



奥田晃子