365日24時間現場でイベントなどを

行ってきた我が社のメンバーは、

結構、声も大きいし、言葉も時には

きつかったりします。そして、それが

普通でした。

 

障がい者雇用を始めた時、みんな

障がいを持った人たちには、意識して

優しい声がけをしました。

ところが、それまでの社員メンバーは

いつも通りでした。

 

「何、モタモタしているの」

「ちゃんとやった」

「まだできてないの!」

 

いつものことで当人たちは、悪気もなく

発していた言葉でした。ところが、

障がいを持って新しく入ったメンバーには

違いました。ある日、怯えたように

言われました。

 

「この職場怖いです

もう来たくありません」

 

わたしたちは、ハッとしました。

自分たちが発している言葉や態度が

人にどう映っているかも大切だと

気付かされました。それから

わたしたちは、言葉や態度を改める

努力をしました。

 

「きちんとできたかな?」

「間に合いそう?」

「急いでくれるとありがたいです」

 

イライラしても優しい声で優しい言葉を

使うようにしました。ニコニコ

 

すると、職場の雰囲気も良くなります。

わたしたちは、障がいを持った人たちに

気付かされたり、教えられることも

たくさんあります。お互いに成長できる

瞬間がとても嬉しいです。