鍵をなくすな。続編 | マルコポーロな生活

マルコポーロな生活

そこはかとなく書き留めますよ。

なくされた鍵…。

届けてくれるのを待ち望んでいたカギは、知らんマンションへ投函されていた。

 

この猛暑の中、小さい子を連れて向こう4件すべてのマンションのポストを歩き回って覗いてみるも、やはりない。ないものはない!

 

 

担当者は、すみませんが今日の夜になったら探しに行きます。という。

 

 

いえいえ、では今日の夜までは我が家は鍵をかけて家を出ても、

間違えて届けられたカギを手にした人が、いくらでも侵入できる状態でありますゆえ・・・。

 

しかも、契約会社が管理するために会社に保存していたカギなのだから、

テプラかなんかでマンション名と号室をその鍵に張り付けてあるだろうことは容易に想像できる…

 

担当者に告げてみる。

「鍵を紛失してしまったということは、セキュリティ的にまずいことですよね。

この家にその🔓鍵を使って誰かが侵入して窃盗をしたとしたら? 夜中に不審者が入ってきたら?引っ越しをしたほうがいいくらいのことだと思いますよ。上司の方とお話しさせていただけますか?」

 

 

「鍵は宅配ボックスを開ける専用なので…」ボソボソ…

というので、

 

非接触キーは宅配ボックスを開けるだけでなくて、家の鍵も差し込む部分もついているものなのよ。と教えると、

 

担当者は事の重大さに気づく。

「確認してご連絡いたします。」

 

 

いえいえ、確認でなくて上司と…そしてとりあえず見つけ出す手配をして。と思ったが、折り返しの電話を待つことにした。

 

 

昼下がり

友達と楽しいシンガポールランチビュッフェを堪能していた、そんなさなか、

電話が鳴り出てみると、

 

「引っ越し先のご用意ができました!」

 

と。。。

 

え? そこ? おかしいって!

それより鍵を探してください。間違えて投函してしまったポストの住人に管理会社からコンタクトとってもらうなど、できることをしてほしいと伝えてみた。

 

引っ越しってそんなに、客の私たちに負担をかけることを簡単に言わないでほしいわ。

 

 

あほかっちゅうねーん!

 

 

もうなんか、

はちゃめちゃだわ。

 

 

とりあえず、今この楽しいみんなとのランチの瞬間を楽しもう!

そう考え直して席に戻り、美味しい料理とデザートを食べ終えた。

 

 

 

その頃、再度電話が鳴り

「鍵が見つかりました。」

 

と連絡があり(*'▽')

 

 

 

(^O^)嬉しさのあまり

「よかったね、頑張ったね、ありがとう。大変だったね。」

 

 

そうタメ語で伝えている自分がいた…

ほっとしたあまり、なぜか言わなくてもいいお礼まで言ってる。

 

 

そしてその時のランチの話題にあった、

相手に敬語ではない言葉で話しかけた自分に気づいた時、あ、自分おばちゃんになったな。と感じる。

 

というやつ、

 

そ、れ、が

 

これか!

 

 

とタイムリーに思い当たったのだった。( *´艸`)

 

 

とにかく、本当に見つかってよかった。

無駄な引っ越しさせられずに危機一髪すんだわ。

 

 

ご心配いただいた皆様、どうもありがとうございました。<(_ _)>