忘れんうちに書いとこ。
今日は11歳の子Ariとプライベートレッスンをする予定やったんやけど、その直前にメールのチェックをしたらその子のママからこんなメールが・・・
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アキ
このメールがプライベートレッスンの前に届くといいんやけど・・・
実はAriが今日のレッスンあんまり嬉しそうじゃないのよ・・・でも、彼女はキャンセルしたくないって言うし。。
たぶん、私が思うに、2つの問題があると思うの。
1) 彼女は奇跡がおこると思ってるの。たとえば、今日プライベートレッスンしたら、その練習したことが、明日の練習では完璧にできないとダメだと思ってるの。だからね、彼女にそれを解決するための3つの仕事を与えたの。
今日は『学んで』、それを『感じて』、そしてそれをただ明日のためだけじゃなくて毎週組み立てていこうと『努力すること』。
2) Ariはちょっとビビリなところがあるのよね。何か新しいことをやるときに、自分にはまだできないんじゃないか?って怖がっちゃうみたいなの。少しその辺に気をつけてもらえるといいな・・・私が思うに、彼女は平均台の後ろブリッジはうまくできないときが多いから、いくらでも練習したいと思うの、でも、バク転に“チャレンジすること”には怖さを感じるみたい。
それから彼女はゆかのロンダート~バク転~宙返りがやりたいって言うんだけど、やっぱヤダって言ってみたり・・・
そうなの、少し混乱して取り乱しちゃってる感じなのよね。だから優しく・・・ひとまず、今日で一回プライベート最後にしようと思うわ。。。
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こりゃあ、私自身への課題やなぁ。。。
と、直感的に思った。ホンマに。
で、今日はパパがAriをつれて来たんやけど・・・
とにかく、ゆっくり、いっこずつ、丁寧に、「大丈夫、だいじょうぶよ~」ってネガティブな言葉は一切使わないで指導することにして、実際、平均台の後ろブリッジとゆかのロンダート~バク転~宙返りを練習。
なんとか、後ろブリッジは本人が「いい時の悪いときの違い」と、「どこが問題なのか?」が自分でわかるようになったし、オッケー
ゆかの宙返りは「引き上げの部分がどうしてもうまくできない」って本人が言ったので、早速、最近めちゃ跳べるようになったトランポリンで練習
たった一回の宙返りやけど毎回20センチのマットを着地するとこにスライドして入れてこける恐怖感をなくし・・・
これもタイミングでねぇセンキュ!外村氏
トランポリンの踏み方もわかったもんやからエラい高いとこでラクに宙返りができるようになって
そのままタンブルトラックにいったらロンダート~バク転からエエのができるようになった
終始笑顔
帰りがけにパパが「ホント、笑顔が見れてよかったよやっぱこうでなくちゃね☆どう?まだ続けてレッスンしたい?」って聞いたら本人は「うん!!」ってキラキラした笑顔で言ってくれました
もともと体の反応がめちゃめちゃ早い子やから、どうしても力入れすぎてしまってて・・・
もともとマジメな子やから必要以上に深く考えてしまってて・・・
今日は「ラク~に体操すること」をテーマにレッスンでできた
それに、何よりも、「楽しくなかったらアカン!!」ってことと、
本来私がコーチとして一番最初に教えなアカンことの基本が思い出せた
さっきママからメールがきて、「帰りの車からAriがテキストメッセージ私に送ってきて、『すんんんんごい楽しかった!!』って書いてあったの。本当にありがとう!!」って
なんかめっちゃ、めっちゃ嬉しかった・・・
大事なことを思い出させてくれたAriに感謝