5月12日の週 | 「観念する」日々

「観念する」日々

今更ブログ?というタイミングで人知れず始動され記述される、ありがちな言葉の連綿。きっと主に音楽の話。

12日:マンネングサ系の花 チャノキの実 マメグンバイナズナ(今年初見。といってももう随分伸びている) ヒメジョオン(ハルジオンからの遷移が感じられる) アメリカフウロはもう黒い実を飛ばしている キンシバイ・タイリンキンシバイ・ビヨウヤナギは盛んに蕾を生じている。土曜にはキンシバイの花を2輪みた。今年初見。 キキョウソウ開花(ヒナキキョウソウとの区別はできていない) コデマリは花が終わった。花後も美しい。これから結実となるはず。

 

アレチノギク系の花。これで「咲いている」らしい。この形を覚えたのは一歩前身 

花後っぽいウツギ系を遊歩道でみたがウツギ系はいろいろあるようで区別できていない  トベラの雌株満開 クワの実いっぱい サルビアガラニチカの花今年初見 ゼニアオイしばらく前から花  ハクチョウゲ。ツゲじゃないしなんだろうと思っていたのが解決してよかった。可憐な花  石仏公園でコエビソウの花。咲き始めのようだ。花を包む「エビ」っぽい部分はすでにしっかり「エビ」である  

 

遊歩道でネズミモチ(orトウネズミモチ)が開花したかどうかみていたら声をかけられた。うちで珍しい花が咲いたのでぜひみに来てと言われたのでその足で伺った。アツバキミガヨランが満開だった。初めてみた。ウチワサボテンの大きな木(2mを悠に超える)も。ソテツの花も。ソテツの花は切り取って保存してあるとのことでそれを見せてもらった

 

マメカツミレ。花だと思っていたはどうやら花後らしい  カラクサナズナ  アカンツス(モリス?)の葉?の先がピンクに色づいている。特徴的   サンシュユの緑の実   ビワの「落葉」。実が膨らんでいる   シャリンバイの花は終わりかけ   ツゲ?イヌツゲ?「ばんざい」をしているような花芽の形   クサイをクサイと同定したっぽい(カヤツリグサ科はいずれ)  

 

14日:農大通り商店街を入ったところのツリバナ、咲いている

 

15日: テッセンだと思わされる大きさのテッセン系を2カ所で見かける。大輪のクレマチスはもう花が終わったようだ   ハナカザリゼリは花もまだたくさん咲いているが、受粉を終えトゲトゲ君だけになっているものもかなりある   

 

16日:ライフへの遊歩道にて 紫陽花が開花していた。今年初見(16日夜)。 

 

17日:ノハカタカラクサ蕾、花   クロガネモチの花。初見   ギシギシの実を分解して理解。ナガバギシギシだと推測できた。これは収穫  

 

18日;アキニレの虫癭    去年と同じ場所にワルナスビの群生。もう咲いている。万葉の小径でイヌホオズキ(より詳しい同定はできない)を見て、随分花が小さいのだと思った。特に、その直前に見たワルナスビとは花の大きさが全く異なる。今まで気づかなかった

コナラの花が終わり、実(どんぐり)の元が生じ始めている    タケニグサの蕾が膨らんできている   ホソムギとカモジグサが黄色いのを出している    背の低いイヌタデ。もう花をつけているものもある。葉だけで見るとこうなるのか、という発見   オオアラセイトウの実。細長い、刀の鞘のような。葉は茎を抱くようだ。花はそろそろ終わりかな   エノキ、もう実がびっしり(万葉の小径)。遊歩道のエノキはどうだろう

万葉の小径でムクノキだと推測した木は実際にムクノキだった(後で図で確認)   テウチグルミ、実ができてきている。見事な奇数羽状複葉   マルバウツギ、花期を逃した。わずかに残っている花を撮った    カラタネオガタマ。蕾と花と花後が混在。印象としては花期の終わり。    クマシデ。青々ふさふさと例の実がなっている    万葉の小径の「エゴノキ」は花がまったくさいていないのに、ひとつふたつ、不思議な構造物が成っている   ニワトコも花期を逃した。緑の実がなっている    マテバシイの「去年の雌花(つまり結実途中)」と「今年の雄花か雌花(まだ区別できない)」ほとんど雄花なんだろうが撮ってきた写真では雄花と雌花の区別ができない(雄花のふわふわはもうないっぽいので)    鴎友のモミジバフウ、花の気配がないのだがいつ咲く(咲いた?)のだろう    イヌマキの雄花(花粉放出前らしい)    ハナミズキの花は完全に終わった。ヤマボウシ(落葉)もか?(常緑はまだ咲いているのを毎日見かける)。ハナミズキ、ヤマボウシ、常緑ヤマボウシの区別をもういちどしよう     ニワゼキショウ(orオオニワゼキショウ)。遊歩道の一角に群(というほどのものではないが)生。去年と同じ場所。多年草?それとも去年の種子から育った?ニワゼキショウorオオニワゼキショウはすでに10日ほど(もっと前か?)前に見た。今日は撮った    大橋公園の「シデ系」だが、2本ともイヌシデだと思い込んできたが、葉の大きさが全然違う。もしかして大きい方はサワシバか?    

 

 

その他:

・コミノネズミモチ、ソヨゴ、イヌツゲなど、木本に咲く小さい花に目がいく。白い花が多いという印象がある。白でないのはクロガネモチ(一部が紫っぽい)。もう花は終わったがアオキも白くない。近所に、コミノネズミモチと思われる花が満開の木があるのだがコミノネズミモチとセイヨウイボタノキの区別がネット上で曖昧であるように思う。自分もよくわかっていない。「植物の、正しい情報」というのはどこでわかるものなのだろうか。ひとまず「葯がが黄色くない」「雄蕊が花冠から飛び出している」この2点をもって今回はコミノネズミモチと判断した。

そもそも去年の今頃は草にしか興味がなく木には目もくれなかったので「木に咲く花」は今年が基本的に初見である。なんなら「木には花が咲かない」ぐらい乱暴かつ間違った感覚で生きてきたので。サクラとかモクレンとか、興味がなくても向こうから目に飛び込んでくるものの「花」しか知らずにきた。今は気にしながら歩いているのでそういった小さい花やコナラやイヌシデの、あのタイプの花にも気づくようになった。それでも気づかずにスルーしている花がまだまだいろいろあるのだろう。

・この1〜2ヶ月の間だったと思うが、遊歩道沿いにあるTAKE TOKYOという店の脇にあったサンゴジュとトウネズミモチが伐られていた。

・近所の家が取り壊されたのに伴い、敷地内にあったトウネズミモチ、エノキ(2本あった木はたぶん両方エノキだった)、松の木がなくなった。

・これもこの数ヶ月のこと、福昌寺に行ったら、なんとコウヨウザンが伐られていた。

・5月の連休明けあたり、通塾路のネズミモチが伐られていた。もう少しで開花だったのにな。22年10月のGoogle ストリートビューの画像を見ると、まだ随分小さい。これが2024年5月には「邪魔」だと思う程度には大きくなったのだ。根こそぎ抜いたのか確かめていないのだが、根が残っていたら伸びてくるのかな。近所の坂のアカメガシワなど、業者が入って伐ったが今では平然と再生している。