何か考えたり、感情を感じると、
脳の神経細胞は神経伝達物質と言う、化学物質を放出して
その考えや感情を全体に伝達します。
神経伝達物質が細胞と細胞の間を行き来することで
考えている、感じている状態が作られます。
この物質は、脳だけでなくて
胃腸、心臓、大腸、肝臓、さらに皮膚の細胞にその受容体があり、そして生成されてもいます。
言い換えると、
全身の細胞が、感じていて、考えを持っていて、
それを表現したり、他の細胞のそれらを受け止めたりしているという事です。
脳だけじゃなくて、体全体で考えたり感じたりしている。
ひとつひとつの細胞の、考えや感情の総和して響き合っている場が、
今、この瞬間の【体】ということです。
そう考えると、人の体ってとても不思議で
体について考えれば考えるほど、感覚と言うか、概念が分からなくなりそうな感じになります。
体は、肉体と言う物質以上の存在。
体は、自分の魂の、今ここのひとつの表現。
トリートメントを通して、いろんな表現に触れて、ただただそれを眺めることが出来た時
掌を通して体が変わるのがすごくよく分かります。
自分らしい体。
ありのままの体。
そういうものにゆるゆるっとなっていく。
すごく気持ちいいです。