アンパンの心に響いたセリフ




この間、なんとなしに着けてたケーブルテレビで

アンパンマンの映画作品がやってました。



そのなかで、自分のことしか考えられない、ワガママなオーロラの妖精（？うろ覚え）が

迷いこんだ暗い森で、アンパンマンに

「なんでそんなに強いの？」と聞くシーンがありました。

それを受けて、アンパンマンが

「ぼくの強さは、ぼくだけのものじゃないんだ」と静に答えます。



どういうことかと言うと、自分の周りにいる人が自分に力をくれるから、

というような言葉が続くわけです。



この後に続く言葉は、あっても無くてもいい。

もし大人向けなら、無いほうがいいかも。





強さの理由を聞かれて

「自分の強さは自分だけのものではない」と答える。

非常に示唆に富むやりとりだなぁと思い、

また、とても感動しました。



最初に「周りの仲間がいるから」だとなんか響いてかないし、

「守るべきものがあるから」とかみたいに理由を即答されても胡散臭い。

「実はそんなに強くない」とか迷いこんだ暗い森で言われたら、不安でたまりません。





「自分の強さは」と強さを持つものとしての自覚を語らせているところに、

誠実さと覚悟を感じます。

そして「自分だけのものではない」と言うところに、冷静さを見いだせます。





この自分だけのものではない、というセリフ。

仲間のおかげ、という風にも解釈出来るし、

周りのおかげなのだから、周りに還元させていかなくてはいけない、とも解釈出来ると思う。



とても考えさせられました。



さすがだよ！アンパンマン！！



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