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だんなとむすめとわんことのゆるい日常

入院していたおばあちゃんが、
先週亡くなってしまいました。




おばあちゃんはあれから
状態が落ち着いてきたため転院し、
要介護患者さんがメインの病院に入院していました。


新しい病院は、きれいでお風呂にも入れるし
体調がいいときは車いすで庭に出たりもしていたそうで、
おばあちゃんはうれしそうだったそうです。


そのせいか、
転院後はお見舞いに行くたびに
だんだん元気になっているように見えました。

会話も以前より声がよく出るようになったし、
顔色もよく、手も動かせるようになって。



きっとこんな感じで状態が安定したまま、
長生きしてくれるかもしれないね!って
両親と話していたところでした。






なので、急にお別れがやってきたことが
しばらく信じられませんでした。


もっとお見舞いに行ってあげればよかったとか、
それより、病気になる前にもっと会いに行けばよかったとか、
ああしてあげればよかったな…とあれこれ思ったり…。

最後にお見舞いに行ったときの様子を思い出したり
元気だった頃の思い出が浮かんできたり。


ふとさみしい気持ちになります。






でも、お葬式の後、お坊さんがしてくれた話が
なんだか心に響きました。


亡くなった方が、
命の大切さを教えてくれる。

残された者は、教えてもらったことを胸に
一生懸命、丁寧に生きなさい。
亡くなった方は空からそれを見守っていてくれる。


…というようなお話でした。





丁寧に生きよう。
りほちゃんや、だんなさんや、家族、友だち、小梅…
周りの命を大事にしていこう。

もちろん、自分の命も大事にしよう。



いつも人の心配ばかりしていたおばあちゃんは
きっとこれからも空から見守ってくれると信じています。


おばあちゃん、今までありがとうね。




* * *


お葬式のときのこと。



式が始まる直前に
りほちゃんが眠ってしまったので、
式場内の和室の控室にひとりで寝かせておいて、参列しました。


途中で式場スタッフさんが
「お子さんが目を覚ましました」と知らせにきてくれたので
控室に行ってみると…



テーブルの上に乗って正座して、
置いてあったお芋の蒸しパンを
パックをこじ開けて取り出し、
勝手にむさぼり食べていましたorz


式の最中だけど、ちょっと笑っちゃった。






おばあちゃんは人の心配ばかりしていたんだけど、
特に、ちゃんと食べているかどうかを
いつも気にかけていました。


私は小さな頃とても食が細かったから、
もっと食べなさいといつも言われていたなぁ。

その名残か、大人になっても帰省するたびに
あれこれ食べ物を勧めてくれたし、
つわりのときも、食べられなくてかわいそうと
心配してくれていたそうで。



だから…



りほちゃんがたくましく
モリモリ蒸しパン食べてる姿を見て、
きっとおばあちゃんも笑ってくれたと思う。

りほちゃんなりのお見送りだったのかな。




おばあちゃん。
これからもモリモリ食べて
みんな元気に生きていくよー!
安心してね。




はとこのおにいちゃんが
あそんでくれたよ。