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無痛分娩を3回経験した小児科医のブログ

賛否両論ある無痛分娩ですが、
3回の出産すべて無痛分娩でした。
とはいっても、分娩した施設もすべて違い、
分娩した経験もそれそれ違いました。
その体験が、無痛分娩について知りたいかたの
参考になればと思い、記録してみることにしました。

前回の記事で、麻酔科医の先生がいないときは

無痛分娩ができないことを知ったことを書きました。


しかし、妊娠週数もかなり進んでいたので、

病院を新たに探して転院するわけにもいかない状態でした。


そこで、一応計画分娩をする方向で、

担当医の先生と相談をすることとしました。


あまり余計なことはしゃべれない雰囲気の先生だったので、

中々無痛分娩自体を希望していることも伝えられなかったのですが、

助産師さんの面接があったときに、

助産師さん経由で無痛希望を伝えてもらいました。


そして、

36週に入り妊娠後期に入った時点で、

先生から「初産は予定日近くの出産になるから、

39週の健診で入院の相談をしましょう」と言われました。


私は実は出産予定日が4月だったので、

何となく早生れになるといいな~と思っており、

それで大丈夫かな?と思ってはいました。


そして案の定・・。


色々と考えて決めた病院の初診では、

結局2時間以上かかりました。


胎児の心拍も確認され、

「こちらの病院での出産を希望されますか?」

との質問に、

「よろしくお願いします」と答えました。


次回からは定期健診の枠で予約しますとのことだったので、

仕事の都合から木曜日を選択しました。


総合病院ですので、

複数の医師が外来を担当しています。

曜日を選択すると、

その曜日の担当医が外来主治医に決定します。


比較的若い印象の男性の先生が木曜日の担当でした。


外来はいついっても混雑していて、

ほぼ毎回1時間以上は診察終了までにかかりました。


検査がある日は大体2時間位。


総合病院なので、

検査をする場所は外来と離れたところにあり、

そこと外来を往復するので、

時間がかかります。


初めての産婦人科なので、

こんなものなのかと思ってました・・。


私は初めての出産だったのでまだよかったのですが、

下の子がいると大変だろうなと思いました。


実際ベビーカーでお子さんを連れてきている方もいました。


託児もあるので、そちらにお子さんを預けることも可能でした。


母親学級は前期・後期とありました。

かなりの人数のお母さんが出席していました。


それに加えて無痛分娩を希望する場合は、

麻酔科医の無痛の説明会を受講する必要がありました。


それを受講したときに、

麻酔科医が勤務している時間帯の出産のみ、

無痛分娩が可能だと分かりました。


すなわち平日の9時~4時頃までです。

無痛は色々と処置があるので、

5時に出産になると、スタッフの勤務時間をはずれてしまうのです。


ちょっとショックでした・・。


この時点で、自然にお産となるのをまつか、

計画分娩にするか迷い始めました。

前の記事書いて少し時間がたってしまったので、

どこまで書いたか記憶が曖昧です・・。

なので、ちょっと話が前後するかもしれません。


しかし、日本の病院で無痛分娩が選択できる施設って、

本当に少ないです。


やっぱりお産は自然が一番よい、という考えが

根強いからでしょうね。


ただ、このあたりの考え方はお国柄で結構違うようで、

それに伴って無痛分娩が分娩全体に占める割合って

国によって結構違います。


国によっては帝王切開が一番ポピュラーなお産に

なっている国があるとか。



お産って痛いです。

事前情報でも知ってましたが、

身をもって知りました・・。


今まで数々のお母さんが乗り越えてきた道ですから、

耐えきれるのは分かっていますが。

 

長男のときはお産がある程度進行してから

無痛分娩にしてもらったので(子宮口9cm開大の時点)

陣痛の痛みはほぼ経験しました。


あれはつらかった・・。

硬膜外麻酔をしてもらって痛みが遠のいたときのことを

今でも覚えています。



それはともかくとして、

その数少ない無痛分娩を取り扱っている神奈川県の病院を

探しました。


その当時住んでいた川崎にはなく、

お隣の市の横浜に無痛分娩では有名な総合病院があることが

分かりました。


とても大きな病院で、駅からの交通アクセスもよく、

自宅からも車で何とか来れる距離にありました。


実は自分が勤務していた病院にも産科があり、

無痛分娩も扱っていたのですが・・。


やはり顔見知りのスタッフに患者さんとして接するのが

ちょっとてれくさいのでパスしました。


妊娠6週目前で病院を初めて受診しました。