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無痛分娩を3回経験した小児科医のブログ

賛否両論ある無痛分娩ですが、
3回の出産すべて無痛分娩でした。
とはいっても、分娩した施設もすべて違い、
分娩した経験もそれそれ違いました。
その体験が、無痛分娩について知りたいかたの
参考になればと思い、記録してみることにしました。

痛みが遠のいたので、

一息つけました。


ただ、その後少し陣痛は弱くなってしまいました。


多分12時頃に生まれるよ、と助産師さんに入院当初は言われていたのですが、

陣痛がやや弱くなってしまったため、

その時間には産まれませんでした。


私的には陣痛というよりは、

お腹(下腹部)が張る感じが定期的にやってくる状態だったので、

待っているのはそれほど苦痛ではなかったのですが・・。


お腹の中の赤ちゃんにとっては困りますよね。


助産師さんが、

胎児の心拍が下がってしまうことがあるので、

麻酔を一旦切りますよとのお話でした。


麻酔を切ってもらっても、

痛みはそれほど強くはなりませんが、

少し痛みを感じるようになりました。


それがよかったのでしょう、

その1時間後には無事長男を出産しました。


赤ちゃんは心音が下がることがあったものの、

元気に産まれてきてくれました。

最初に産声を聞いたときに感動は忘れられません。


この声を一生覚えておこう、と思いつつ、

涙ぐんでしまいました。


その後赤ちゃんに対面させてもらい、

彼は新生児室へ。


私は分娩のときにできた裂傷の処置をしてもらいました。


初産だったので、

結構大きな傷ができ非常に痛かったです・・。


ちびさんは元気な男の子で、

おっぱいやミルクを飲むのも上手なよい子でした。


ちなみに分娩に立ち会った医師は

外来担当医とは違いました。


これも総合病院の特徴かもしれませんね。



昨日 長男の出産の話をブログに書いていることを主人に話しました。


「で、もう産まれたの?」と聞かれ、

「ううん、まだ」と言ったら、

大笑いされました・・。


というわけで、そろそろ出産の様子について書きたいと思います。


一晩陣痛に耐えつつ、

ひたすら陣痛の間隔を計っていたました。


あまり真夜中に病院に行っても悪いかな~と思い、

朝まで待つつもりでした。


主人には悪いので、

先に休んでもらいました。


家に帰って2時間ほどすると陣痛は5分間隔に。

5分間隔に陣痛がくると、

眠れないですね・・。


そうこうするうちに痛みが強くなり、

このままだと歩けなくなってしまう・・、と判断し、

朝6時ころに主人をおこし、

病院に向かうことにしました。


病院到着時点で、

子宮口は5cm開大の状態でした。

おしるしもこのときにありました。


陣痛室に入り、

9時になり麻酔の先生がくるのを待つことになりました。


このときも5分間隔で痛みは続き、

陣痛がくると目をあけていることができなくなりました。

そのときはベットの柵につかまって、

なんとか我慢します。


それまで笑気ガスで痛みを逃してみて、

と看護師さんがマスクをあててくれましたが、

ほとんどききませんでした・・。


陣痛がやや遠のいているときに外来主治医の先生が登場。

「まだ余裕ですね」とのたまいました。


いや違いますって!

陣痛のときはこんなんじゃないんですって!

と言いたかったけれど、言えませんでした・・。


やがて9時になり麻酔の先生が登場。

でも、私の前にすでに無痛希望の方が1人おり、

その方のほうがお産が進行してたので、

順番は2番目になりました、トホホ。


手際よく先生が処置をされ、

20~30分くらいで私の番に。

どんな処置をするかは大体分かっています。


背中をだして、

まず消毒をしてもらいます。

その後、痛みを我慢しつつ、

赤ちゃんのように手足、頭を縮めて、

なるべく丸くなります。

背中を後ろに突き出すようにします。


先生が皮膚に局所麻酔をしてくれます。

最初の針をさすときは少し痛いですが、

すぐに痛みは遠のき、

その後に、脊椎という神経をつつむ膜、

硬膜への麻酔をします。

長めの針をぐっと差し込まれるので、

押されている感じがします。

多少へんな感じはしますが、

それほど痛くはありません(陣痛に比べたら)。


針がささると、そこから麻酔用の細いチューブが入れられます。

チューブが入ると針を抜いて、

背中に固定をしてもらい、

消毒のあとを綺麗にしてもらって、

処置終了です。


チューブから麻酔の薬が入ってくると、

徐々に痛みが取れてきます。

最終的には痛みは、

最高に痛かったときの1割位に。


ぐーっとはる感じはわかりますが、

痛みはこれくらいなら大丈夫!という位になりました。


全然痛みが違います!


長くなってしまったので、

次回に続きます・・



長男は結局38週で出産となりました。


せっせとがんばって歩いていた効果か、

日曜日の夜に何となく腹痛がきて、

「これって前駆陣痛?」と思いました。


朝主人に、もしかしたら陣痛かも~と言っておきました。


その時、考えていたのは、

入院中に読む本をまだ買ってない!でした(笑)。


慌てて本を買って帰ってくると、

なぜか腹痛は消えていました。


夜帰ってきた主人に報告。

でも念の為に毎晩かかさないビールは飲まないでおくよと言ってくれました(感謝)。


そして夕ご飯も終わり、テレビを見ているときです。

夜9時頃でしたが、お腹がきゅーっと痛くなってきました。


あれれ、これって陣痛?

ならば時間の間隔をはからなくちゃということで、

時計を見て周期を計りました。


腹痛の間隔はほぼ10分でずっと続きました。


???


病院では陣痛が10分間隔になったら、

受診してくださいと言われていました・・。


じゃあ、最初から10分間隔の場合、

いつ病院にいけばいいの?と考えてしまいました。


とりあえず2時間間隔を計り続けました。

でも、ずっと10分間隔なんです。


真夜中に受診するのも申し訳ないので、

2時間経過した時点で、病院に連絡して、

車で病院に向かいました。

主人がビールを飲まないでいてくれてよかった~。


病院で診察してもらうと、

まだ子宮口が開いていないとのこと。

このまま入院して様子を見てもいいし、

一旦帰ってもいいとのこと。


いつお産になるかまだ予測もつかないし、

入院の準備もまだしていなかったので、

一旦帰宅することにしました。


その後、陣痛との戦いが待っていました・・。