開廷してまず始めに、検察官から改めて起訴状が読み上げられました。
そして裁判長からも、改めて岩瀬に認否を問いました。
岩瀬:「事故が起きたのは間違いないが、眠気を催した覚えも前方注視困難になった覚えも無いので否認します」
と、岩瀬も改めて居眠り運転ではない、事故になる過失は犯していないと主張しました。
その後、被告弁護人による情状証人の証言に移りました。
まずは春日物流の社長が証言台に立ちました。
事故について『重く受け止めている』とは言いましたが、被害者に対する謝罪の言葉は一言もありませんでした。
それどころか、事故によって会社にクレームが入るのは、被害者遺族のせいだと言い放ちました。
被告弁護人があわてて軌道修正に入る程の発言でした。
これだけの事故の再発防止でやっていることも、週1回のミーティングだそう。
とても社員が業務中に重大事故を起こした会社の責任者とは思えませんでした。
被告側証人尋問
春日物流 玉置社長
【被告弁護人より質問】
弁護士:被告との関係は?
社長:春日物流の社員と社長
弁護士:被告人の勤務態度は?
社長:真面目、勤勉です
弁護士:以前に被告の運転でクレームが入ったことがありましたか?
社長:後方を走る車の運転手から、蛇行運転していると会社にクレームの連絡があった。運行管理責任者の○○より岩瀬に指導をおこなった。それ以降は岩瀬にクレーム、交通違反はありません。
弁護士:会社として事故をどう受け止めているか
社長:重く受け止めている
弁護士:保釈金を肩代わりしているがそれは何故か
社長:遺族にお詫びに行きたかったから
弁護士:直接謝罪は行ったか?
社長:連絡した際、遺族が北海道に1ヶ月出張勤務になっていると言われたので断念した
弁護士:保釈されてすぐ被告人を勤務に戻したのか?
社長:2週間謹慎させた
弁護士:それは何故?
社長:ゆっくり考えて欲しかった
弁護士:今後も被告人を雇用し続けるのか?
社長:今後も雇用し続ける
弁護士:何故?
社長:目の届くところにおいて監督するため
弁護士:服役になっても出所すれば再雇用するのか?
社長:再雇用する
弁護士:免許を今後取らないと言っているがそれでも雇用する?
社長:配車手配などの事務で雇う
弁護士:今回の事故で、会社にクレームが入っている?
社長:入っていて困っている
弁護士:何故クレームが入る?
社長:そこにいる遺族が情報発信するから。関係ない人間からのクレームはまいる
弁護士:それは元々は被告人が事故を起こしたからと思っているということですよね?
社長:まぁ、はぁ
弁護士:再発防止対策は行っているか?
社長:ミーティングを週1回行うようにした