ドライブレコーダーが流れた後、加害者弁護士からの被告人尋問となりました。要約すると、
事故の約10分前からの記憶は無い
眠気を催した覚えもないので居眠り運転ではない
供述調書は警察が想像で作ったもの
ということで、完全否認の主張でした。これを聞いている間、怒りのあまり私はずっと体が震えていました。岩瀬徹郎の目の前には、遺族の私がいます。でも、彼には私の姿は目に入らないのか、1度も謝罪もありませんし頭を下げることさえありませんでした。
また、謝罪をしていないことをこちらのせいにしてきました。当時弟が1ヶ月だけ北海道に出張しており、出張が終わったら検討すると加害者側には伝えていましたが、それ以降全く連絡はありませんでした。それを、『遺族が拒否するから』と謝罪していないことをこちらのせいにするのです。
供述調書、実況見分書は本人の確認署名、指印もきっちり押してあります。それを『警察が勝手に想像してものだ』との主張にも呆れました。
裁判という厳正な場所で、こんなに好き勝手に言いたい放題良くできるなと、驚くばかりでした。
弁護士:工場を出発してから記憶が無い部分がある?
岩瀬:163号線に入るまでは記憶があるが、163号線に入って南山城村の道の駅を過ぎて、トンネルを過ぎて、下り坂を下って交差点をすぎてから記憶にない。
弁護士:道の駅まで通過する際、体調等普段と違ったことはあったか?
岩瀬:ない
弁護士: 眠気を催した記憶はあるか?
岩瀬:眠気を催した覚えはない
弁護士:記憶はどこからあるか?
岩瀬:衝突する寸前
弁護士:ドライブレコーダー映像を見て、車線をはみ出した記憶はあるか?
岩瀬:記憶にない
弁護士:供述調書には眠気を催したと記載あるが?
岩瀬:記憶がないと伝えただけだが、ドライブレコーダーを見て推測で書かれてしまった。眠気は催してないと言った。
弁護士:裁判で急に主張を翻した訳ではなく、適当なことを言えない、むしろ誠実に答えているということですね?
岩瀬:そのとおり
弁護士:衝突後車を降りて被害者のところへ行ったか?
岩瀬:いった。被害者に声をかけ、なんとか車外に救出しようと尽力しました
弁護士:救急車と警察を呼んだのは誰か?
岩瀬:後続車両の方
弁護士:直接謝罪はしたか?
岩瀬:いいえ。遺族が拒否されているからできません
弁護士:現在も春日物流に勤めているとのことだが通勤方法は?
岩瀬:自転車
弁護士:保釈後すぐに仕事に復帰したのか
岩瀬:しばらく謹慎していた
弁護士: 今の業務は?
岩瀬:トラックの積み込み補助
弁護士: 免許を取れなくても今の会社に在籍し続けられるのか?
岩瀬:在籍できる
弁護士:家族とはどう過ごしている
岩瀬:上から13歳、11歳、8歳の子供がいる。子供の前ではいつも通りの父親でいる
弁護士:妻は働いているか?
岩瀬:○○学園幼稚園で教諭をしている
弁護士:妻の収入は?
岩瀬:だいたい月10万円の収入。今月から正社員になり、20万円くらいの月収になった
弁護士:妻だけの収入ではやっていけない?
岩瀬:はい。実刑になったら困ります