春日物流の社長、岩瀬の妻によるあまりの身勝手かつ責任転嫁な情状証人が終わったあと、私から意見陳述を行いました。
この意見陳述のために、何日も何日もかけて文章を考えました。岩瀬の犯行によって命を奪われた父、重い後遺症を負わされた母、そして私達がどんな人間達だったのか、どれ程苦しい思いをしているのか、岩瀬の全く反省しない言動にどれだけ痛め付けられているのかを訴えました。
約10分、意見陳述の時間をいただき、目の前の岩瀬に向かって話をしましたが、1度も顔をあげず、腕で顔を覆って聞いているのかいないのか、わからない態度でした。
私の意見を聞くことで、自分が何をしたのか気付いて欲しいとわずかな期待がありました。
しかし、案の定後の心情伝達制度によって、私の意見陳述の内容は何一つ覚えていないと言い放たれてしまいます。
自分が無惨に殺した人の娘の言葉でさえ、この悪党に届くことは全くなかったのです。