2022年12月15日、第一回公判期日がありました。事故からおよそ、3ヶ月後です。

覚悟していたよりずっと早く起訴され、早く裁判が開かれることにほっとしていました。


私は被害者参加制度を利用していました。

この日、初めて岩瀬徹郎の顔を見て、声を聞きました。


まず最初に、起訴状が読み上げられました。

居眠り運転による交通事故であり、速度超過(15㎞オーバー)しながら対向車へと正面衝突させ、1人を死亡、1人を高次機脳傷害が必発すると見込まれる重傷を負わせた過失運転致死傷罪である、といった内容です。


裁判官から岩瀬徹郎に認否が問われました。


証拠映像もあり、なにより岩瀬本人が取り調べで居眠り運転を認め、実況見分でも眠気を自覚していた地点など細かに説明もしていたので、否認することは無いと、その瞬間まで思っていました。


しかし、岩瀬徹郎ははっきりと、『過失はおかしていません』と答えました。


・居眠り運転をしていない

・眠気を催してもいない

・事故現場から10㎞間の記憶は一切ないので事故理由は不明

・運転中の記憶はないが、居眠り運転ではない記憶がある


と主張し、自分に非はない、と真っ向から争う姿勢を取ったのです。

もちろん、一言も謝罪もありません。


裁判官は、『過失がないという主張で間違いないか?』と二回も確認していました。


岩瀬徹郎が過失を否認した瞬間、私は怒りで体がぶるぶる震えだしました。

これだけの被害を出しておいて、取り調べでははっきりと居眠り運転を認めておいて、裁判で自分は悪くないと言い出したのです。

法廷でなければ、叫び出したかった。ふざけるなと怒鳴りたかったです。


この日は被告人の岩瀬徹郎が完全否認を行ったため結審することは出来ず、次回以降でドライブレコーダーの検証や被告人尋問等を行っていく、という通知をなされて終了しました。