検察官からの被告人尋問の後、被害者参加人の私からも被告人質問の機会をいただきました。


実は被害者参加人の質問時間は無いと聞いていたので、いきなり検察官から『では質問どうぞ』と言われた時は、内心パニックでした。


以前の記事に書いた、弁護士の選定を失敗したと思ったきっかけの一つがここにありました。当時遠方に住んでいたこともあり、検察官とのやり取りは弁護人に任せていたのですが、検察官とコミュニケーションを取っておらず、勝手に被害者参加人からの質問時間はないと思い込んでいたようです。

わかっていれば、予め準備したのですが…。


ともあれ、貴重な機会です。

保釈後も全く岩瀬徹郎サイドからなんの接触も無かったので、初めて岩瀬に直接質問することができました。


事故後、どう考えて生活しているか?

の質問に、私はてっきり

『反省の気持ち』

『謝罪したい』

『償い方を考えている』

等回答すると思っていました。

しかし、実際は

『眠れない日もあって辛い』

『償い方は特に考えていない』

という回答でした。

被害者に向いたベクトルは全く無かった。

どこまでも自分本位でした。


私:事故後、両親の様子は確認しましたか?

岩瀬:倫代さんはいびきのような呼吸で、動かしたらまずいのではと後続車両の方と話した。

私:声をかけた時の反応は?

岩瀬:うーうーと苦しそうに呻き声をあげた

私:父の身体の状態を知っていますか?

岩瀬:前回の公判で聞いたので知っている

私:具体的に言ってみて欲しい

岩瀬:両足がちぎれ、内臓破裂したと聞いた

私:それを知ってどう思うのか?

岩瀬:大変苦しい思いをされたんだなぁと感じました。申し訳ありません。

私:申し訳ないと言うが、記憶がなく何故事故が起きたか理由もわからない、事故になる過失は無かったと言っていますよね。それでどうして申し訳ないと思うんですか?

岩瀬:被害者に落ち度は無かったと思うので

私:母が未だに入院中で、この公判にも参加できないことをどう思いますか?

岩瀬:入院が長くなって辛いだろうなと思います。

私:保釈後は何を考えてどう生活していますか?

岩瀬:5 人家族だが、女3、男2で別々の部屋で寝ています。それで、事故後眠れなくなる時もあってしんどいです。

私:何をもって償うか考えていますか?

岩瀬:特に考えはありません。