酒さ・赤ら顔で悩んでいる方へ
酒さ・赤ら顔で悩んでいる方へ
―まだまだ長崎県には悩んでいる方は多く、佐世保や長崎市など遠方からもご相談が増えています―
1.酒さとは? そして“誤診・治療反応”の落とし穴
酒さは赤み・ほてり・ブツブツ(丘疹)・膿疱を繰り返す慢性炎症性疾患です。
ニキビやアトピーと見間違われやすく、外用ステロイドやプロトピック®で一時的に良く見えても、長期的には悪化するケースが少なくありません。
ロゼックスという外用薬が保険適応となり、多くの医療機関で処方されることが増えてきました。
しかし「ロゼックス®(メトロニダゾール)」を塗ったら逆にヒリヒリして使えなかった
こんなお声をよく頂きます。同じ薬でも肌状態・塗り方で刺激が出ることがあり、自己判断で“合わない”と決めつけてしまう前に塗布量・タイミング・併用スキンケアを見直すと改善する場合も多いのです。
2.長崎県内で依然多い酒さ患者さん
上田皮ふ科には、大村市内の佐世保・長崎市をはじめ、最近では県外から受診されるかたもいらっしゃいます。
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「何軒も回ったが改善しない」
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「赤ら顔がコンプレックスでマスクを外せない」
こういった“難治性”の方をこれまで100名以上治療してまいりました。ほとんどの方が最初は「治らないかも」と落ち込んでいましたが、今では赤みが落ち着き、外食や旅行を楽しめるようになった患者さんも少なくありません。
3.治療は“一人ひとりオーダーメイド”
酒さは
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毛包虫(ニキビダニ)の関与
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体質(血管過敏性)
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生活習慣(紫外線・温度差・ストレス)
など発症要因が多彩です。
そのため外用薬(イベルメクチン・メトロニダゾール・α2受容体作動薬 ほか)、内服(ドキシサイクリン・ミノサイクリン)、光・レーザーなど選択肢は豊富ですが、「これさえ塗れば治る」という万能薬はありません。
4.当院が最も重視するのは“スキンケア指導”
荒れている肌はバリア機能が低下し、どんな薬も刺激になりやすい状態です。そこで上田皮ふ科では
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低刺激洗顔と適切な保湿
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紫外線・寒暖差対策
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アルコールや香辛料のコントロール
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ストレス・睡眠の見直し
といった“土台づくり”からスタートします。薬はあくまでも補助的ツール。スキンケア+生活習慣の整備が、赤み再発を防ぐ最短ルートだと考えています。
5.「時間はかかる、でも必ずゴールは見える」
酒さは数週間で劇的に消え去る疾患ではありません。
しかし適切なステップで肌環境を整えれば、多くの方が6〜12か月で赤みが軽快し、QOL(生活の質)が向上しています。
私たちは“元の肌・元の生活”へのリスタートを全力でサポートします。
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