けむり詩はまじないです伝わってくる一瞬の何か何物にもなりえない一瞬の夢朝に消失した意味を巻き戻してはぐれた光とお喋りをしている 病が歩いてきてうつつとゆめの間が融けて言葉が手引くようになりましたあなたはどこにいますかきっとここにいないのでしょう姿がないので安心します詩はやはり難ししくそれが無上の幸せですけむり立つようなこの実存を見るよりよほど