今年も残りあと僅かです。
今日は、12月25日に行いました誰かのためにプロジェクトについて
ご報告をしたいと思います。
実は公式ブログで被災地活動について書くのは初めてですが
皆様もご存知の通り、AKB48は震災以降、昨日で計8回の被災地
活動を行っております。
これまでも、ライブ車を校庭などに設置し、仮設住宅の皆様
にお声がけをして、ライブを行っておりましたが、こうした被災地活動
が出来るのも、当日他の活動をしているメンバーや、支えて下さっている
ファンの皆様がいらっしゃるからだと思っております。
本日は12月25日で今年の活動を全て無事に終了したこと、現地での
活動内容についてご報告という形でお伝えさせて
頂ければと思います。
今回訪問した場所は
福島県南相馬市
です。
皆様もご存知の通り、南相馬市は地震や津波の影響以外
に原発の影響も強く受けた場所で、今なお震災の大きな爪痕が
残っている場所です。
AKB48として福島への訪問は何度も調整していたのですが
なかなか実現することが出来ず、今回やっと行くことが
出来ました。
1カ所目の訪問は仮設住宅で生活をしていらっしゃる方達へお声掛けを
させて頂き、AKB48からのクリスマスライブ&握手会を行い、最後に
当日来る事の出来ないメンバー自ら袋詰めをした、クリスマスギフトを
プレゼントさせて頂きました。
AKBのライブを見て大盛り上がりしている子供や学生の様子を見て
ボランティアの方が僕に
「南相馬市で今まで子供向けのイベントをやっても最高で10人しか
集まらなかったのに、今回はこんなに沢山の子供達がいることが
わかり、本当に嬉しい」
「震災以降、外で子供が遊ばなくなった」
という事を教えて下さるのを聞いて、改めて震災が奪っていった
日常の大きさを感じました。
そんな南相馬市の一回目の訪問は、本当に沢山の方と笑顔で
「メリークリスマス!」という挨拶を交わすことが
出来て大成功だったと思います。
二回目は、南相馬市にある全ての幼稚園、保育園にお声がけを
して、クリスマス会を行いました。
今回は子供たちにクリスマスお遊戯会をプレゼントしようという
ことでメンバーはAKBサンタクロースの衣装で「天使」の役を
演じました。
天使の皆さん
さらに・・
僕も「あわてんぼうのサンタクロース」役、キング湯浅くんが
「トナカイ」役でギターを弾きながら「お遊戯会」に参加
させて頂きました。
組閣発表の時よりも緊張しているサンタ・・。
天使達に救われたお遊戯会でしたが、子供たちも大はしゃぎしていました
本当に小さい子供達が元気に笑顔でAKBのダンスを踊っている姿を
見て、この笑顔の為にメンバーは今まで頑張って来たのだと確信
することが出来ました。
そんな子供のハイテンションの笑顔はメンバーにとっても僕たちに
とっても何よりの最高のクリスマスプレゼントになりました!
AKB48と記念撮影!!
最後は、ちびっこ達と触れ合いました。
最初はいつもの握手会のようにテーブルがあったのですが
それを見たメンバー達に
「テーブルが邪魔だからどかして床に正座して握手したい」
言われた時、本当に心が温かくなりました。
今年の震災が奪っていったことは沢山ありますが、心が温かくなる
瞬間を与えてくれたことも沢山あります。
今年の漢字にも選ばれましたが
きっとその感覚が
「絆」
なんだと思います。
大切なモノほど目には見えないと言いますが、こうして活動を
行うことで一人でも多くの方と「絆」を持てていれば、本当に
嬉しいです!
残りあとわずかではありますが、年末のメディア出演の際には
今年一年間、ファンの皆様に成長させて頂いたパワーを感じて頂けるよう
気を引き締めて参ります。
今年も残りあとわずかではありますが、応援の程宜しくお願い致します。