風邪薬 医師処方 飲み合わせ注意

 

化学療法第5サイクル完了後、退院して一日は家の中にて過ごしました。今回はグロッギーになることもなく、近所を散歩する元気はあったんだけど、大事を取って休養日に当てました

一日置いた昨日(9月25日)、かかりつけクリニックへ行ってきました。いつもなら11時過ぎなら比較的空いていて待ち人2、3人がとこなんだけれど、昨日は違いました。8人は待合室にいて、付き添いの人も入れれば11人もの人がいるんです。

 

そこで、受付を済ませると院外の椅子にて順番を待つことにしました。全員マスクを着用しているとはいえ、医療用空気清浄機が作動しているとはいえ、化学療法進行中で免疫機能が弱くなっている状態ですからね、万が一感染ということになるとも限らないのです。

この日は90分待ちになりましたね。昼休み時間になっても診療は続きます。この辺が医療機関の辛さだよね。患者がいる限りには休めないもの。

 

中待ちの人が3組になったころを見計らって、ドア内側のトイレ前の椅子に腰かけて待つことに。ここは、待合の椅子からは4メートルほど距離が離れているんです。ここは院内の空気は一緒だから気休めなんだけどね。

 

そのうちあきぼうの名前が呼ばれたので診察室へ向かいました。院長先生に、ここ一カ月ほどの血圧の記録を見せて、入院中は血圧が高くなる傾向があると伝えました。

推移を点検して、高い数値で固定されているのではなくて、120台の数値もあるから、まあ、これくらいなら心配はないでしょう、という判断になりました。

 

そこで、入院中に便秘症状が出た時に院内処方された「センノシド」について、退院後に便秘症状が出た時に備えて、先生が処方してもらえないかと頼みました。

そこで、原則として便秘が3日続いたら夜服用して翌朝の排便を期待する、という服用の仕方を守ること、ということで処方してもらえることになりました。

 

もう一つ、急に秋めいてきて寒い日が続くと風邪ひきになった時、これまでは市販薬を常用していたんだけれど、カミさんが抗がん剤治療をしているのだから医師の処方薬にしなさい、と厳命するんですと伝えたら、「それは奥さんが正しい!」と言われてしまいました

 

コロナ禍になってから高血圧治療が主目的なので、安定して推移していることから通院は2カ月ごととして、処方薬は56日分としているのです。

毎月化学療法で入院するようになってからは、この56日処方システムが便利になってきましたよ。手帳のカレンダーに56日目に印をつけておくと入院日との兼ね合いが一目瞭然になりますからね。

 

かかりつけクリニックの会計を済ませると、かかりつけ薬局へ向かいました。かかりつけ薬剤師がいる曜日に行くようにしています。

入院中の容体を報告し、今回の処方箋で、いつもと違っている点をかいつまんで伝えました。処方箋を確認していると、降圧剤の服用時刻が、いつもなら夕食後になっているのに、今回は朝食後に変更されていることに気がついた薬剤師は、先生に電話で確認するのでちょっと待っててね、と。

 

結果的には、以前40㎎だった錠剤を血圧が安定してきたので20㎎へと変更した際に、40㎎の錠剤が残っていたので、それを薬剤師さんが半分に割って分包することになったんすね。そこで、在庫分が半分になったところで、20㎎の処方をする際に夕食後服用を朝食後へと間違ったということが判明しました。

 

もう一点、風邪薬の処方で「PL配合顆粒総合感冒薬」が出ていたんだけれど、かかりつけ薬剤師さんがあきぼうの前立腺治療薬「タムスロシン」との相性を確かめると、成分によって、薬剤効果を強める恐れがあるんじゃないかと、そこで再び先生に確認を取ることに。

結果的には、「PL配合顆粒総合感冒薬」をやめて「カロナール錠」へと変更することになりました。服用の仕方は「発熱」、「頭痛」の症状があった時に服用するという使用条件になりました。

 

かかりつけ医師とかかりつけ薬剤師、この組み合わせがあるから、処方の融通と、薬剤相互効果、相互干渉に注意を払ってくれている好例が示されましたよ。

 

後期高齢者の仲間入りをして、さまざまな病気と共に生きていかなければならなくなるわけで、薬との付き合い方も勉強していく必要を強く感じた出来事ではありました。

 

その点、体調の変化について幅広くみてくれる医師と、処方薬の組み合わせを注意深くみてくれている薬剤師と、あきぼうにとっては頼みの綱でありますよ。そこに、化学療法の主治医が加わって太い頼みの綱が撚り合わさっていくのであります。

10月1日は、大病院の消化器内科の外来診療があります。診療の前に採血と採尿検査があります。良い結果が出ますように。

 

ピザ食らう 家だからこそ ウフフフフ 

(秋望)